「ありふれた言い方だけど、ダコジョンに尽きる。」Our Friend アワー・フレンド bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
ありふれた言い方だけど、ダコジョンに尽きる。
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エグゼクティブ・プロデューサーにリドリー・スコットの名前発見。通りで、建て付けの良い、無駄の無い脚本でした。
ダコタ・ジョンソン大好きなbloodです。まぁ、普通に泣きますよね。そもそも泣かす気、満々で作ってますからね。子供出汁も効いてます。露骨です。マジスケベ根性丸出し。鏡の中のダコジョン眺めながら、だだ泣きですもん。
となるんですが、浅はかな、お涙頂戴ものになって無いのは、真の主役がデインだったから。
時系列を細切れにして並べ替えてるので、真面目に見ようとすると混乱必至。デインが自殺を考えるほどの疎外感の中で生活していた事。彼は友人家族を助けていたと同時に、救われもしていたと。
自宅で静かに息を引き取ったニコル。一番立ち直りが遅かったのがデイン。彼を救ったのは、親友マットの書いた本だって言うところに、哀しさの中にも爽やかな感動を感じてしまい。
良かった。結構。
良作でした。タイトル通りの中身で。
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