劇場公開日 2021年10月15日

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「足りない。足りる訳がない。」Our Friend アワー・フレンド Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5足りない。足りる訳がない。

2021年10月15日
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悲しい

幸せ

末期ガンの妻と寄り添う夫と、彼等を助ける親友の実話をもとにした話。

2013年、末期ガンを患い自宅で療養中のニコルの病状を娘達にもうそろそろ伝えようと決意する夫婦から話が始まって、13年前、ニューオリンズで記者をするマットと舞台女優のニコル夫妻、そして親友になるデインとの関係をみせたと思ったら、2012年の出来事へ。

物語としては確かに世話になっていた頃もあったし仲良しなんだろうけど、ちょっと自分勝手な様相の濃いマットに対して良くそんなに優しくなれるなと思う程、本当に良いヤツ過ぎてデインのことが心配になるし、時既になところはあったけれど、娘に冷たく当たられながらも変化したマットも、そしてモリーもイーヴィーも、そしてそして勿論ニコルも、大変良くできました。と言ってあげたい感じでとても面白かった。

しかしながら…都度いつの話しか字幕が出るから迷子になることはないけれど、余りにも時系列が行ったり来たりと飛びまくり。
何なら泣かせにくる様な展開でも、浸る間もなくシーン移行。
とても良い話しだし胸熱なんだけど、ちょっと慌ただしいしガチャガチャし過ぎじゃありませんか?

結構蛇足的なシーンも多かったし、もうちょいハブいて、上手くまとめて欲しかった。

Bacchus
NOBUさんのコメント
2021年10月16日

今晩は
 「プラトーン」に頂いたコメントバックです。が、その前に、お酒の神様、劇場で何本観ているんですか!!ビックリ。こちらでは上映していない映画多数・・。
 で、「プラトーン」。
 戦争を美化しない映画として、深く記憶に残ります。特に、ウィレム・デフォーが演じたエリアスの磔刑の様なシーンは、忘れ難いです。名作は、世代を越えますね。では。

NOBU