「Official嘘男dism」オフィシャル・シークレット 梨剥く侍さんの映画レビュー(感想・評価)
Official嘘男dism
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この映画で最も心に残ったのは、否認を続けていた主人公が、職場の同僚が次々と聴取されるのに耐えきれなくなって、「私です」と告白する場面だ。その姿はなかなか凛々しかった。キャサリンが否認を続けた挙句、何らかのきっかけで露見したなら、ここまでのヒロインたる評価は得られなかったろう。
実話なので仕方ないが、いよいよ裁判で丁々発止の論戦が繰り広げられるかと思ったところで、いきなり訴訟取り下げというのは、拍子抜けする。
大量破壊兵器という嘘の理由で、何万という死者を出したブッシュ元大統領その他の連中の戦争犯罪は、なぜ裁かれないのだろうか?何よりその点が不可解で仕方ない。
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