小説の神様 君としか描けない物語のレビュー・感想・評価
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独創的な演出、歌が多すぎて入り込めない
SNSで製作者を傷つけるような一方的なな書き込みはよくありません(汗)
を、踏まえつつ。
とっても独創的な演出。他に類を見ない。全編味付けが濃くて、どこを魅せたいのか分かりにくい。
いつまでシロクロで続くんだよ、、とか。
カット割りが多すぎて、半沢直樹みたい。ストーリー全然違うけど。
何より、歌が多すぎて、失笑してしまう。
よくMVみたいな映画と言うけれど、この映画は歌だけで何曲あるのか、いい場面を台無しにする。
歌を売りたいのかもしれないけど、どの曲を売りたいのかも分からない(笑)
良いところも。
ストーリーはとても良いと思います。
小説にまつわる高校生4人。それぞれ問題があって、、文系の青春映画です。
出演者も良かったです。
特に、橋本環奈の上からSっ気ある役がたまらない。(個人的な感想です)
一夜だけはイメージが違った。もっとひ弱な感じの方が良い。何故この役にEXILEなのか、、
ちなみに、音楽の1曲1曲は良いかと。ただかけるタイミングがおかしいだけ。
映像もキレイでした。VFX場面はちょっとやり過ぎな少女漫画みたいだったけど。
とにかく、演出が全てを台無ししているかと。
「小説」を題材にしておきながら、行間がまるでない。考える余地を与えない。
あと、、、最後のクライマックスに、役者の名前を出すって斬新。これも、余韻に浸る時間を与えずに、直ぐに現実に引き戻す。かなり最低な演出だけど。
監督さんもEXILEの映画しか撮ってないみたいですね。納得です。
多分とても良い話なのに、残念。
何度も舌打ちとため息が出る映画でした。
あせった(^^;
最初の演出、映写機壊れたかと思って焦った。体験部活のシーンなど、雰囲気明るいシーンは色が綺麗で、主人公の心情に合わせて明暗を上手く使っていたと思う。文芸部の4人、キャラが立っていていい感じ。主人公、正確に癖があるけど嫌いじゃない。ヒロイン、きつめの性格で才能豊かで橋本環奈にイメージぴったり。所々でちらっと出てくる主人公の小説はなかなか美しい文章で、なんか小説っていいなと思う作品だった。
軽めの青春映画な仕上がり
小説を先に読んだ。実際に作品中に主役2人が書いた小説が書かれることがないので
たとえば漫画の一部やストーリーが作中で出てきたバクマン。に比べて
「傑作を書いた」「有名作家」の一言でそれが事実になるのが正直もやもやした。
”天才”たちの苦悩というより勤労学生の大変さが主軸に感じた。
自分が創作物に触れるとき、泣きたいとか泣かないためにとは思っておらず
ただ面白い物語を見たいだけなので、登場人物たちの考えには共感できないところも多かった。
映画はその辺りのことがばっさりカットされ、部長と後輩のキャラもかなり変わっており
メインキャラが4人という形だ。
イメージ映像も多い分、軽めで主演2人がメインになっていて
わかりやすく見やすくなっていると思う。
詩凪はキャスティングが発表されたとき、可愛らしくて一見完璧で強気というキャラなので
橋本環奈さんはぴったりだと思い、公開を楽しみにしていた。
小説がテーマなので、章立て構成なのも面白い。
ただ、詩凪の章でもう少し彼女のトラウマに触れるかと思ったら匂わせ程度だった。
成瀬と九ノ里も完全にサブキャラなので、正直章立てにした割にはエピソードが浅い。
小説版で、
詩凪と千谷の言い合いを、成瀬が『小説を愛するが故の怒り』と認識したのが好きだったのに
映画では付き合ってるんですよね、と賑やかしキャラになっていたのも残念。
個人的には大人たちがひどい、頼れない感じのキャラで
お母さんだけがとても良かった。原作のお母さんより常識的で優しくてよかった。
小説で唯一好きだと思った九ノ里のキャラが、映画ではかなり変えられているようで
予告を見たときから心配していたし、実際全く別人になっていたものの
映画版でもとても好きになった。
九ノ里の章でもさらっとしか触れてはもらえなかったが
周りからはなんでもできると思われていて、自分でも器用だとは思うけれど
器用貧乏なだけで、自分が欲しいものは手に入らないという痛さは刺さる。
パンフレットによると彼のテーマ曲はないものねだりらしく、
あるものに目を向けるべきという意図だったようなのでちょっとがっかりした。
他人はそう見えても、九ノ里の中で一番欲しいものが小説の才能なら
彼の苦悩は実は深いし、本人にしてみれば他ができることなど必要もないのに
他人にたとえ相談したところで贅沢だなと言われてしまうのも辛いと思う。
脇役で基本的にアドリブを求められて陽気に喋るキャラになっていた九ノ里だが
彼の章で内面を少し晒した時の一瞬の辛そうな表情を経ての
詩凪の元へ走る千谷を見送る九ノ里の複雑な思いの込められた笑顔がとても良かった。
九ノ里役の佐藤流司さんも、九ノ里は陽気に見せていて悩みを見せたりはしないだろう
と思って演じておられたそうで素晴らしかったと思う。
もっと九ノ里を見たいと思ってしまった。
ガキくさい。と言ってしまえばそれまでなんだけど。
EXILE系。監督はH&Lシリーズの久保茂昭さん。入りの画が好き。ここでめちゃくちゃポジ気分ですよ。が、失速が凄まじくて。
ストーリー的には、中々良く出来てる気もするし、主役の男の子の演技は好きだし、画も綺麗です。が、VFXのやり過ぎや、無意味にクルクル回る画とかは、どうかと思う。
結局、現役高校生の人気作家と言う設定の無理くり感がネック。これが、アラサー男女の設定なら納得します。
で結局、小説の神様って何?
自分自身の事かねぇ。
ジャズ界に、そんな事言ってた人がいたねぇ。
神様が降りて来て吹くんだ、的な。
商業映画としての完成度は高いと思いますが、いかんせん、ターゲットが狭過ぎるw
橋本環奈に関しては、まぁ、いつも通りと言う事で。主演女優さんて、こんなんで良いんだっけ?
作家、ミュージシャン、映画監督、客をなめるなよ!
売れる本、売れる曲、売れる作品と作り手はよくいうけど、読者、観客をバカにしている。
だから、出版業界、音楽業界は衰退している。
売れる本、売れる作品を世に出すのではなく、読まれる本、聴かれる曲、観られる作品を作るべき。
ひと目を気にした作品は画期的ではない。だからくだらない本、作品が多くなった。
あと、本を出版し過ぎ。いい本を沢山出版するならいいが多くは、読む価値のない本、作品ばかり。
出版業界の人はよく考えて欲しい。
名作は、すべて読まれる本。歴史に残るのは。
出版業界の人はなんで言葉の仕事をしているか考えて欲しい。
生活のため、金のためなら、言葉の仕事でなくてもいいのだから。
大樹、環奈、莉子、良かった
一度は売れたが最近不調な男子高生と、売れてるのに最近新作が出せてない女子高生の2人の高校生小説家が新作が書けないで悩んでる物語。
主演の佐藤大樹、橋本環奈とも良かった。
あと、大樹の妹役の莉子が可愛かった。
主題歌、伶の“Call Me Sick”が作品に凄く合ってて良かった。
感情と音楽のマッチが印象的
登場人物それぞれの心情が繊細に描かれていた作品でした。そこに多様な音楽も使い、感情の上乗せがとても印象的です。
ただ、主人公・一夜のナイーブすぎる性格になかなか感情移入するのが難しかったです。高校生ならではかとは思いますが、もっと感情を惹きつけれるような性格であれば、さらに楽しめたかと思います。
しかし、物語のテーマ・核心部分については、ありふれたものが題材でありながら、ありきたりな結末でないところがよかったと思います。
後輩ちゃん必要だった?
中学生の時に小説家デビューしたけど、スランプに陥っている高校生小説家の少年と、彼のクラスに転校生としてやって来た、売れっ子だけど、最近新作の発刊が滞っている同じく小説家の少女が共作する話。
文章力はあるけど下げ評価を気にする余り、良い物語が書けないでいる一夜。
強気な性格に華やかな存在感を持ちあわせ、何でも熟すし、良い物語も浮かぶけれど、それを表現する言葉が紡ぎ出せずに書けないでいる詩凪。
出版社の担当が共作を持ち掛けて、というストーリーを、高校文芸部の部長と後輩を絡めつつみせていく。
有無を言わせずな詩凪に圧され捲りつつも、どんどんノリノリになって執筆するけれど、という非情に判りやすい展開。
それこそ、プロットが悪いとは思わないけど、特に中盤以降ずっと、切って並べて貼り付けられた様な説明シーンの連続。
プロットの抑揚は激しいけれど、葛藤とか苦悩とかじゃなくて、だだ沈んで、上がってだけなんだよね。
やっぱり脚本、演出は大切ですね。
ってことで感情が揺さぶられることはなかった。
取って付けた様な恋愛連要が折り込まれていないのは救いかな。
まあ、主演の二人のファン向けの作品ということで。
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