「原作は知らない」小説の神様 君としか描けない物語 日春さんの映画レビュー(感想・評価)
原作は知らない
某サイトのバナーにあったので見てみたが本当にやりたかった事が出来たのか疑問だった
冒頭20分程度白黒だが主人公の人生に色づくタイミングで色がつくんだろうなと予想出来た
それはそれとして もし色づくのなら(君の小説が好きだ)のセリフの所が相応しいのでは?
ただ橋本環奈さん演じる役の過去で白黒に戻るのかと思いきやそれは無かった
両主人公への誹謗中傷がテーマの話だと理解したのでそこに関しては見た人全てに伝わったと思う、だけど美形の俳優女優を主にアップや接近させて映しているだけであり無駄な時間が多かったようにも感じた。
誹謗中傷は昨今 そこらを歩くレベルの人の声が大きくなり作家含む有名人にダイレクトに伝わる事も増えネット時代ならではな今らしい作品ではある。
でも作品の完成度は高いとは到底思えない、俳優達の演技にも差があるのは当然としても唐突な演出が多々あった。そのひとつとして主人公が作品が打ち切りになったとセルフがあるがそれ迄の過程で連載してるような描写はなく持ち込み時点でも単行本用の量にしか見えず こちらとしては?が凄かった。それはまだしも出版社自体も急に別になり かつダメならダメでも共作の話をされた出版社に持ち込めば良いのでは?とそこも疑問だった。
そもそも誹謗中傷で書けなくなったのなら共作で発表しようが絶対批判はされるしそれが認められたとしても出版社の担当達はなんのケアもしてなかったのかも疑問でしかない、GOを出したのは出版社なのだから。
そういったモヤモヤも最後に巻き返すんだろうと思ったら共作を発表もせずその評価がどうなったかも分からずに終わって何の時間だったん?高度な嫌がらせかな?で終わった。
楽しいとも面白いとも悲しいとも何にも思わない作品は稀 見れるのは美形ぞろいの俳優達のみ。描き切るのに時間が足らなかったんだと信じたいレベル
これを面白いと思える人は少ないと思う