「只のファンムービー」小説の神様 君としか描けない物語 Masuzohさんの映画レビュー(感想・評価)
只のファンムービー
今週来週あんまり目玉作ないなー
でもメンズデーだしなーという位の気持ちで観賞
スランプの高校生小説家「同士」が出会い
苦悩を抱えながら手を取り合ってひとつの作品を
作り上げていくストーリー
感想としては
いやーここまで演出がダッサい映画を久しぶりに見ました
冒頭からしばらくスランプで落ち込む主人公を
中心にモノクロ画面で進行しヒロインと出会い
一緒に作業する瞬間から色がついていきます
ここでハッキリ声に出してダッサ!と言ってしまいましたが
劇場には僕しかいませんでした
全体的にこういう演出やしょっちゅうかかる挿入歌が
まあいちいち「どやカッコええやろ(ドヤァ)」って感じで
やるんですが全部滑り倒してます
まず主人公の高校生小説家って設定
「父が生活を省みず売れない小説を書き続け急死
妹も病弱で手術などお金がかかり生活のために小説を書いたら
デビュー作は売れたがそれからスランプで書けてない」
…ライトノベルでもこんなデタラメな設定するかって感じ
なぜデビューできるような才能を持ち合わせていたのかが
一切説明されないのでただのフロックとしか思えません
そのデビュー作の帯に書かれた評価をやたらあげつらうのですが
あの帯って本を売るためにあることないこと書いてあるものでしょ?
もっと書評とかあるだろと
なんかこういう作り手の浅い認識がちらほら見えます
個人的にはむしろ父親が相当な文豪で
主人公もそれなりに才能があるんだけど七光りから
デビュー作はヒットしたけどそこに悩んで
その後は鳴かず飛ばずとかのほうがしっくりくるような…
ヒロインが説明ではドSとなっていますが
ドSというより何考えてるかよくわからない
おかしな女としか見えません
それにエゴサで叩かれてるの見つけてから
小説を書けなくなったと言いますが
小論文書くときや全然書いてない外にいるときでも
同様の動悸を起こしてたり設定もいい加減
橋本環奈をかわいく撮ろうとはしていますが
それ以外はどうでも良い感じで心なしか
演技もテキトーです
まあJK役やり過ぎて本人も飽きたか…
主人公のEXILEの人も主役張るような感じの
人ではないかな…
EXILEの人達はちょくちょく映画ドラマ出ますけど
ウェーイ感が抜けてない人ばっかですね
ファンムービーだからそうツッコまないでくれと言われれば
はいそうですかって感じですが
これだけぶっとんだ世界観ならアニメでやった方が良いと思います
まあひと言で言えば
お門違いで観に行った僕が悪いのでしょう