映画 えんとつ町のプペルのレビュー・感想・評価
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期待しすぎるとつまらない
他の低評価ぎみの方々のレビュー内容は決してアンチとかではなく、素直な感想だと思う。
最初はミュージカルで???となり、これはオープニング音楽みたいなものかな?と気を取り直して
映画の世界に集中しようとすると、次はアトラクション。これも、なんだか良く分からない。勢いだけ感じる。アトラクションまでがオープニングかな?と、気を取り直してるうちに今度は、セリフもなんもなくミュージックビデオ状態になってしまう。
???となっているうちに、メッセージがナレーションで直接伝えられるので、感情移入できない。
夢は語れば笑われる叩かれると言葉でメッセージされ、その表現が物理的に「ホラ殴られたよ」と見せられても、目的に対しては何も害を受けてない。
ひがみ、妬み、嫉みからくる妨害やヒヤカシの類でココロをなじられる、仲間も仲間面しているだけで蓋を開けたら自分保身だけ、結局裏切られて挫折する。
みたいなリアル描写から始まり、それでも夢を追いかけて、でも力が足りなくて中々形にならなくて、それでも続けて力を付け始めた時にようやく一人また一人と興味を向けてくれる人が現れて、それでも邪魔がはいるのを何とか乗り越えて最後は目的地に到達する。
みたいな描写は一切なく、トントン拍子にアッサリ目的は達成されていく。
このあたりの描写は、もはやキンコン西野さんの映画えんとつ町のプペルまでの道のりの物語を知っている方が勝ってに補完してる様な、その背景ありきで成り立ってるような作品にも感じる。
逆にいうと西野さんの背景をしらないと、ただただ綺麗な映像のナレーション付きミュージックビデオを見にきた感じになる。
ただ、見終わった後の空気感は何か心地いい。
綺麗なものだけ見せられてちょっと現実忘れる感じというか。
この映画のメッセージを受け取りたいなら、ラピュタの方がしっくりくる。
改めてジブリのすごさが逆にわかってしまう。
ただ、西野さんの語る絵本作家になってから映画ができるまでの道のりありきで見ると
よくぞ、ここまで!と拍手を送りたくなる。
なので、この映画は西野さんの物語が本編で副産物が映画えんとつ町のプペル。
2020にぴったり
厳しめで
声優はうまい
出ている声優さんは皆さんとても上手です。
ただ、中身はどこかで聞いたような、見たような物語。中だるみもあり、結構きつかったです。
決して悪い話ではないものの、もっと二重三重の話の重みが欲しいです。
世界観に突っ込みどころも多く、薄っぺらい話に感じました。ただ、映像と声優さんの演技力は素晴らしい。その分、ストーリーの薄っぺらさがとっても残念に感じました。どうしても、ジブリと比べてしまうと、話しに重みがなく、もうわかってるよ、と言いたくなります。せっかく映画というジャンルで作品を作れるのだから、絵本には描けなかった裏話的な仕掛けをふんだんに入れてほしかった(絵本は読んでないけど)。
多分、夢を諦めて、世界に絶望していた人には刺さったのかと。夢をもって諦めていない人には、「知ってる。だから?」って言いたくなると思います。
ただ、ぶっちゃけ素人とも言える原作者で、初めての映画で、ジブリと比べてしまうくらいの作品を作ったということはすごいことだと思う。この原作者がしていること、言いたいことはとても素晴らしいと感じます。
まあ、何が一番びっくりって、感動して泣いたと言っている人が多いこと。泣くタイミングが全く分からなかった。
これは、西野亮廣の物語でもある。
一緒に観に行った9歳と7歳の子どもも本作に涙した。
「上を見るんだ」
原作、脚本、総指揮をとった西野亮廣は10年近く前から絵本を書き始め、クラウドファウディングやオンラインサロンなど今のように広まる前からはじめた。数年前までは地上波に出ることが上とされ、YouTubeなどの配信も芸人仲間からは『そんなもの流行らない』オンラインサロンにつあても周りからは『詐欺』『新興宗教みたいだ』とまでも言われ、批判もされたとのこと。
そんな西野さんが今年ついに、自身の絵本を映画化し、そして彼のオンラインサロンは今では日本一を誇る会員数となっている。
「夢を持てば笑われて、声を上げれば叩かれる」
本作は、現代の世界、日本を描いている。人と違うことをすれば批判され叩かれる、そんな現代人の生きにくさを描いている。
『信じる力が夢を叶える』
本作の批評については西野亮廣ファン、オンラインサロン会員の声も大きく、過剰評価している感も否めないが
(私はオンラインサロン会員でもなく、ファンでもない)フラットに見ても、彼の才能とカリスマ性は評価されるであろう。
老若男女問わず楽しめる作品であるが、特に多くの子ども達に見てほしい。
素晴らしい作品だった。
芸人の域は超えても、プロの域は超えられない
西野さんのことは普段から拝見していて、YouTubeや著書数冊、原作も読んだことがありました。
その中でもとても力が入っているようで、気になったので観劇しました。
そんなにわかファンとしての第一印象は、芸人の域は超えている、ということです。
作品のイラストやアニメーション、音楽一つ一つの完成度は、素晴らしいものでした。
しかし、残念ながら映画全体での間の取り方と展開は退屈に感じてしまうものでした。
特に前半のHYDEさんの曲に合わせたダンスシーン、途中何回かあるミュージカル的な演出は、何か事情があるのか?と感じるくらい尺が長く、映画の世界観と合っていないのが残念でした。
また、同じ台詞が何度も使われていて、演出が一辺倒なように思いました。
一つのメッセージを、ストレートな言葉にするのではなく、色々なカットや表情などの演出から人に伝えるというのが映画の醍醐味です。
そうした面白味は感じられなかったです。
この映画のメッセージ的なことは、西野さんのYouTubeやWinWinWiiinを見ていれば理解できている人が多いはずです。わざわざお金をかけてまで映画館に行く必要はないとおもいます。
それでも西野さんが映画化したのは、この映画の先にある美術館を建てるために資金が必要で、だから映画に合っていない音楽でも使う、といったところかと想像してしまいました。
皮肉っぽくなってしまいましたが、最初にも述べたように一芸人の方がこのような大規模な映画を制作したことは素晴らしいことですし、人脈がなければできないことです。
とても勉強になる映画でした。
良かったです。
映像、声優、脚本 どれも良かった
「映画えんとつ町のプペル」を見てきました
かなりの映像美で日本発のアニメーションここに極まれり、と思えました
「君の名は。」の時にも日本のアニメーションのレベルの高さは世界に誇れるものだなと思いましたが、さすがスタジオ4℃の圧巻の映像美です。声優陣も豪華で、芦田愛菜さんや窪田正孝さんを筆頭に有名な俳優さん、芸人さんが参加されています。アニメーションを見ながら、彼らの顔を思い浮かべると表面上よりもさらに気持ちを入れることが出来ます。なによりも脚本が素敵でした。西野さんの個人的な体験からくる物語だそうですが、ファーストペンギンで批判され続けた自分自身の物語とも一致しました。これを見て、日本中が前を向いて、挑戦者を批判しない社会を作って欲しいと思いました。
この映画を観て不幸になる人はいない
星や海や空がある。自由に生きていける。
そんな普通な事すら、ありがたい、と思えました。
子供も一緒に泣いたし、泣くのを我慢する、とか泣きそうになる、とかそんな次元じゃなく、自然と涙が溢れ出る、という感じでした。
友達のこと、命のこと、お金のこと、環境のこと、すべてに訴えかけています。
幼児から年配の方まで、どれか一つは自分に重なるだろうし、希望を与えてくれると思います。
音楽も色々なジャンルな曲が流れ、美しい絵に魅了されて、帰るときにはエンドロールの最後まで他のお客さんも誰も帰ることなく、余韻に浸っていました。
届かないと意味がない、と何かに書いてありましたが、
この作品を観て、その意味が分かりました。
たくさんの方に届くと良いです。
ゴミ人間プペルの美しい心と声に癒される
観る人によって様々な見方がされる、また見方の出来る作品だと思いました。
私は終始、ゴミ捨て場で生まれたゴミ人間プペルの存在につきるかなと。優し過ぎるくらい美しい心とあの優しい声と喋り方に癒され、とても心が和みました。みなさんが評価されてるように、愛菜ちゃんのルビッチも素晴らしかったですが、私は窪田さんのプペルがあってこそだと。
最後にプペルがどうして現れたのか、えんとつ町の真相と共に明らかになるのですが、ああ、そうゆうことかと。親が子を思う深い愛情にも共感しました。
そして、エンドロールとともに涙が溢れ出てきました。
また細部まで妥協せずに映像を作られているというのがよくわかる作品で、ストーリーとキャラクター重視のアニメーション映画ではなく、えんとつ町の世界観の表現は、まるでハリウッド映画を観てるようでした。自分がその世界にいるような錯覚。素晴らしいクリエイティブだと思いました。
子供から大人まで、どんな方にも必ず何か感じることの出来る作品だと思います。
いい映画です。
総じて気持ちが悪い。
作画はスタジオはじめたくさんの方の協力があるにせよ、元(?)芸人の素人が描いたにしては上手いとは思います。
だが肝心の中身が全く入ってこない。
メッセージ性が強すぎて押し付け感が半端なく、極め付けはエンドロール時の信者と思わしき数人による、場の空気を無視した賛称の拍手。今年一番のサブイボが出た。
作者はディズニーを倒すとか息巻いていたらしいが、当のディズニーは「倒す」なんて絶対に言わないだろうし、自らわざわざアンチを作りにいったりもしないでしょう。(そもそも同列に並べることすら痴がましい。)
色々な意味で作者の人間性が存分に表れた気持ちの悪い自慰作品であり、反面教師として大変勉強になりました。
合掌。
ラストの歌がいい
「スタジオ4℃の最新作」これだけで観に行く価値アリ
キンコン西野さんが描いた原作は
見たことないけど、予告を見て
なかなか良さそうだったので観賞。
観賞した結果としては、思っていたより
断然良くできた作品だと感じました。
なんといってもこの作品の魅力で
一番感動した部分は「アニメ」。
アニメ製作は"あの"スタジオ4℃です。
「マインドゲーム」「ムタフカズ」「海獣の子供」など、攻めた作品の映像化を実現させる事に長けた製作会社。
今作でもとにかくCG、キャラの動作、背景などのクオリティが気持ちいい。
原作のスチームパンク的世界観とも
マッチしているので迫力もあります。
「子供向けっぽい」「宗教っぽい」などの理由で観賞するかを迷っている人は
「スタジオ4℃の新作だから」という観点から観賞しても良いと思います。
では中身はどうだったのかといえば
子供しか楽しめないと思いがちですが、
ストーリーもなかなか悪くない。
絵本原作ということもあってオチがどうなるかは想像がつきますし、斬新な話というワケでもありませんが、
アニメーションのクオリティ、
声優陣の上手な演技も相まって
飽きずに見ることが出来ました。
後半に立川志の輔さんの語りがあるのですが、めちゃくちゃカッコいいです。
別に「泣ける作品は良い作品」という気はありませんし、「大人も泣ける絵本」という謡い文句は苦手ですが、
泣ける作品であることは確かです。
ただ、先にも少し触れていますが
SNSでの「宗教っぽい」という感想も
分からなくはないです。
でもまぁ自分は気にならなかったです。
色々勘ぐって観賞しない限りは
問題なく楽しめるかと。
期待外れ
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