映画 えんとつ町のプペルのレビュー・感想・評価
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コロナだからこそ響く
主人公のルビッチとプペルの冒険。閉塞したえんとつ町はコロナで息が詰まる環境ともリンクする。そんな世界に光をあてる良作だったおもう。だからこそ泣けた。裏設定を知った後にまた行きたくなる。心震える映画です。
終演後、思わず拍手。
制作総指揮一作目とは思えない出来栄え。
前評判として試写会で見た岡田斗司夫さんが評価していた通り、内容は刺さる人ばかりではないにせよアニメ映画としてのクオリティが高いと感じました。
海外でも高く評価されそうな作品です。
始めて物語で泣いてしまいました
これまで、ドキュメンタリーはノンフィクションで泣くことはあっても、物語にはそこまで感情移入ができなかったんですよね。
それで泣いてしまうということは、この映画は物語を飛び越えてドキュメンタリーなんだと思います。
ひとりひとりのキャラクターの立場や考え方を理解できるからこそ、感動があり、突き動かされるものがあるのだと感じました。
最高でした。また、見に行きます。
拍手が起こる映画
泣きました。
プペルの無垢さが、本当に心に染みて、どんな人でも自分と重ね合わせて見ることができると思います。
大人だけとか、子連れの家族さんがたくさんいた印象です。
エンドロールの後、"おしまい"な文字が出たとき、客席から拍手があがりました。私も一生懸命拍手してしまいました。
また見たいと思える映画でした。
涙無しでは観れない映画。アントニオのラストシーンに涙
2020年、コロナウィルスで景色が一変してからというものの、映画「えんとつ町のプペル」の公開を心待ちにしていました。
映像美、音声、声優さんの声、ストーリー。
どれをとっても一級品の映画だと思います。
キャラクターそれぞれに想いがあって、自分と重なる所や、現実社会に重なる所がとてもリアルに感じられる所です。
個人的には、意地悪なガキ大将のアントニオという少年。星の存在を信じて諦めない少年のルビッチの夢の話を煙たがり意地悪をします。
「諦めてこっちにこい」と、アントニオは言います。ルビッチの姿が輝いて眩しいと感じて都合が悪いのでしょう。
それでも諦めないルビッチを見て、アントニオは内心想う事があるのでしょう。
自分が夢を諦めた過去が過ぎります。
大衆の前でのラストシーン、アントニオは遂に行動に移します。
自分の捨てた夢を、こんなになっても諦めないルビッチの事を信じた瞬間です。
この時のアントニオのセリフだけを聞くためにもう一度観にいきたい程です。
実際のセリフは映画館でご覧ください。
アントニオ以外も声優さんの声、間、震わせ具合は圧巻です。
1人でも、友達でも、恋人でも、家族でも。きっと誰もが楽しめて感動する。
本当に良い作品。良いというか、素晴らしい。誰でも感動します。主人公のルビッチに感情移入する人もいれば、父親のブルーノや母親はもちろん、何かを諦めかけたアントニオ、もしかしたら町人やその他の人にも、どこか自分自身と照らし合わせることができると思います。が、そんなことは別として、ただただ楽しめる感動作品です。誰にでもオススメできる映画に出会いました。
映画版 えんとつ町のプペル
個人的には、耳障りのいい心地良い「耳への刺激」がすごく印象的な映画だった。SEもBGMも丁度良い塩梅。音楽も空間演出できている映像作品ってそう多くないだけにすごく印象に残った。
映像もただ「細部まで書かれただけの絵」じゃなく、フルCGの繊細さや奥行きはありつつ、やわらかいタッチで包まれてて、キャラクターもヘタなカートゥーン仕上げじゃなく手が込んでるなと思うくらい世界に入り込んでいて、どれだけの労力が注がれているんだろうかと、震えるくらいシーンごとの表現演出に感動しました。
ストーリーも絵本の中では描かれてなかった部分はふんだんに描かれてて、あれだけYoutubeやメディアやオンラインサロン内で情報がダダ漏れしていたのにもかかわらずに驚きと刺激の連続だった。特に特定のキャラクターに自分が重なってしまったあたり、「リアルな疑似体験」すらできてしまう導線の引き方は、ほんとすごいなーと思うばかり。思わず泣いちゃいました。
映画館で買えるパンフには「伏線」情報もちらほら書いてあるので、そういうのを読んだ後に観ると、また違った「見え方」がするので2,3度観ても楽しめそうです。
ルビッチたちは夢を叶えたよ、○○役のキミならどうする?
平日だと気づいたクリスマスの朝、ミント神戸へ。
ついに公開となった 映画 えんとつ町のプペル
夕方には舞台挨拶のライブビューイングとかもあったりするけど、今日はミサがあるので初回を。
うちが映画を見るのってたぶん10年ぶりとかじゃないかなと。(たぶん最後に見たのマクロスFB7(笑))
映画が嫌いとかではなくて、単にトイレが近いから(笑)タイタニックで3回行った(笑)
だけど、これはやっぱり見たかった。
だってずっと見てたから。応援するようになったのは絵本からだけど。キングコング自体同い年でやはり気になっていたので。
そして最初に思ったのが、ずっとみんなで作ってきた学祭のステージにいまから立つっていう感覚。
映画に見にきてるというより、自分の舞台に向かってる気分。
でも、見終わってそうじゃないことに気づきました。
どちらかというと、幼稚園でなんと主役を演じることになった子供が、なかなかうまいこといかなかったり、失敗してしょげてたり、それでもずっと頑張ってる姿を観てて、その当日の本番で自信たっぷり演じてる姿を観た親御さんの気持ちだなと。
といっても子育て経験があるわけでないのであってるかわかりませんが。そんな『見届けた感』
そして、うちって映画で泣くことはあまりないんです。あってもウルっとくるくらいでそのまんま涙を飲み込んじゃうので。
そんなうちが、まさかの開始数秒で泣くという(笑)しかもそのシーン事前に公開してるので何回も見てるのに(笑)
そして、絵本とは違う表現で仲良くなっていくプペル(窪田正孝さん)とルビッチ(芦田愛菜さん)(吊り橋理論)
そして絵本よりかっこいいアントニオ。伊藤沙莉さんってあんな演技するんだってびっくりした。なかなか女性でジャイアン的な少年の演技できる人少ないもん。
そして絵本では名前すらないルビッチのお父さん、ブルーノ(そのイメージは今は亡きあの方)声は立川志の輔さん
絵本には出てこないけど重要な役割を担うスコップにオリエンタルラジオの藤森さん
そして敵役に宮根誠司さんやら、チョイ役のくせに🤣エンドロールではトメな町人Aのカジサック(でもいいシーン)
そのほか意外な展開をみせるあの方とか。
絵本よりすごいスケールになってます。
特に絵本は
『星を見る』
だったのが
映画は『星をみんなに見せる』になってることが、絵本を発売した時から映画公開までの間に、西野さんが行ってきた大きな変化だったんだろうなって。
この映画の特徴は
エンタメにおける業界の慣例や前例、しがらみを一個一個取り除いていったこと。
鬼滅やドラえもん、ポケモンと比較しても、作品の認知度は全然ないから、いろんな人や場所を巻き込んで、総力戦でやったこと。
つまりメジャーでインディースをやってる感じ。
そして、商業として成立するための主題歌やキャストなどといった『商品』ではなく
作者のエゴやわがままを納得するまで全部注ぎ込んだ『作品』であること
そして、『ザ、起承転結の真ん中どストレートで投げる!』って宣言して投げたボール。
なのにバットに当たらない
生まれて初めて、最初から最後まで涙したし
いままでうちはゴミ(夢や未来)を捨て続けることで身を守ってきた人間だったので、心がめっさ抉られたし、
それはそれで、これからもそんな夢を信じ抜いてやっていく人を見届けたいなと思います。
ちなみに、エンドロール終わるまで一人もたたない映画もはじめてでした。
そして、『おしまい』のあと、やろうか悩んだんですが、拍手したら、追いかけてみんな拍手してくれた。それでまた泣けた。そして余韻に浸りつつ、実は何名かSNS上で繋がった人も観にきてることは知っていたので座っていたら声もかけていただいたので、結果みんな集合してそのまんま下のスタバで感想を語り合ったり、お互いのことを話したり。
なんかえんとつ町の住民になった感じでした。
ちなみに。この作品、実は大きなストーリーの中の一部なんです。スターウォーズみたいに、大きな枠があってその一部。
だからまだスタートの話やこの後の話もこれから絵本で描かれていくのでしょう。
このような作品に、そして感動を2020年のこのコロナ禍で体験できたことを幸せに思います。
そしてぜひ2回以上見て欲しい、1回目は作品としての感動。そして次はあなたはきっと登場人物の中の誰かになっているはずです。
そして、
『ルビッチたちは夢を叶えたよ、○○役のキミならどうする?』
今回の主役はきっとアントニオ。
メリークリスマス、ハッピーハロウィンプペル!
心に真っ直ぐ響き、涙なしでは見れない映画
夢を追いかけて頑張っている人、夢よりももっと小さなものでも叶わなくて辛い思いをしている人を全身全霊で応援し、肯定してくれる映画だと思います。また劇中で描かれている家族愛にも心を揺さぶられます。
公開3日ですでに2回見ましたが、2回とも涙が止まりませんでした。
映画にはスピード感があり、飽きることなく、気づけばエンディングです。
見れば見るほど、ストーリーが映像がキャラクターが綿密に描かれている深さに気付くので、まだ数回観に行きたいと思っています。
映画館が拍手喝采でした!
内容は言わずもがな良いストーリーですし、
作画もめちゃくちゃ凄い!!
こんなに素晴らしい映画は観たことありません。
背景や名前のないキャラまで丁寧に作られており、
映画の世界観以外の不要な物を全て削りきった
洗練された作品に仕上がっていると個人的にめちゃくちゃ感動しました。
最後のエンドロールが流れ終わるまで誰も席を立たず、
『おしまい』の後は、拍手が鳴り止まないという今までにない経験もできました。
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