「僕は鬼滅より面白かったけどな」映画 えんとつ町のプペル ヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
僕は鬼滅より面白かったけどな
隣で見ていたのは、幼い兄妹。その他にも小さな子供が目立った。その子供たちが、鑑賞中はずっと静かだったのだ。これって凄いことじゃないか?
「楽しませる」というのを優先させるので、粗探しすれば色々出てくる。実際そこを指摘してひどい点数をつける人もいるようだ。
しかしまぁ、これは「絵本」なのよ。ゴジラだって特撮ヒーローだって、ツッコミ始めたらおかしな所はたくさん出てくるが、おとぎ話にそれは野暮ってものだと僕は思う。
最後らへんで西野を取り巻く状況を連想させる語りが出て来る。そこは別に要らんかな?と個人的には思う。
まぁ西野からしたら、そういうツッコミも想定内で、炎上するための燃料をあえて投入したのかも知れない。
ただ、それだけじゃないと思う。彼は割と本気で、この作品に人生を賭けた。その熱量が作品からは感じられた。最近見た中では1番面白かった。
たぶん、ひどい点数をつけた人たちも、内心は「結構面白かったけどね」と思ってるような気がする。
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誠さんのコメント
2021年3月4日
いや、つまんなかったです。星を知らない大衆という設定とか。随所に他人を馬鹿にした設定が透けて見える。他人をクサして、自分を上げる話なんて共感しづらい。西野さんの主張が強すぎてただの説教になっていると感じました。あくまで個人の感想ですが。