劇場公開日 2020年12月25日

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「作り手のドヤ感重視だが贅沢な時間でした。」映画 えんとつ町のプペル Mintさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0作り手のドヤ感重視だが贅沢な時間でした。

2021年2月1日
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単純

興奮

自分が老いてしまったのか、芦田愛菜ちゃんのハマり度と声だけでの演技力に終始、彼女の成長を感じ入ってしまいました。また藤森さんのハマりも最高でした。あのキャラごと商品化してくれたら孤独を感じて生きてる人がいくらか救われそうです♡笑

映像技術はコレでもかと見せつけてくる技術の総力戦という感じでした。
画面内の情報量がずっと多くてずっとキラキラしてて作り手の「こだわりたい!」が途切れぬまま終わる感じです。
お客さん満足度≪作り手ドヤ感 が垣間見え、映画というか一方的でも完結する展示を見ているようでした。

人間の機微をゆっくり丁寧に描く系の映画が好きな私には「緩急の緩が全然無いなぁ、最初から忙しいなぁ。」とか、「余韻や余白で見る側が解釈をするはずのタイミングで音響(主に歌詞付きの曲)が入り、頭パーでも解釈を間違わない作りになってるなぁ」と感じました。

私は終わった後、あそこのシーンのアレは?と談義してひと盛り上がりしたい派なので、若干の言葉による解釈の固定は鬱陶しさを感じました(^o^;)せめて歌詞が美しい日本語や言葉選びになれば違ったと思うんですが...
解釈は1つ!まごうことなき!って推しが凄いので、特に誰とも話さず観たら帰るおひとり様鑑賞用映画だと個人的に思いました。

映像美か音響美かどちらかで推してほしい...てんこもり感です。
ある意味贅沢でしたからそういうのが好きな人はじゃんじゃん観に行ってください。

途中お金や経済の話(映画は子供向けに感じたが、このくだりは誰向け?と感じた)は、西野さん解釈だな!というのが透けていて、愉快な着眼の人だなぁと感じました。

私は観てよかった、いい時間にお金払えた!と思いましたが、映画をゆるりと観に行った私には好きじゃない求めてない感じの映画でした。(ごめんなさい)

色々なコメントがありますが気にならなければコメントはしないと思うので批判もエールと捉えてがんばって活動続けてください☆応援してます!

Mint