「見た目に反して万人受けする映画ではないです」映画 えんとつ町のプペル フジュウミジュウさんの映画レビュー(感想・評価)
見た目に反して万人受けする映画ではないです
残念ながら私には合わなかったですね。宣伝評判からだと人を選ばないと思ったのですが、そうではない作品で驚いています。もしこれから鑑賞する人が私のような方は参考にしてください。
まず本作品は少年が何かに立ち向かうよくある児童向けの物語に寄せた、自己啓発映画というべきでしょう。自己啓発自体に良し悪しを付けるつもりはありません。ただそれを感じさせないプロモだったので、そう来たかという印象でした。
そして私自身は自己啓発があまり好みではありません。その主旨思考が啓発と言いつつ、押し付け感が伝わる矛盾性が感じられることが有るからです。これが非常に強い傾向になると布教というか宗教色が強くなる感じですね。あと営業話法で相手側にグイグイ誘導される時の感覚に近いです。この部分がチラリと見えてしまい私は素直に甘受できず楽しめなかった、もし私と同じようにこれ等を苦手とする方は視聴は控えた方が良いかもしれません。
しかし、多くの方が高評価していると言う事は、この映画の自己啓発表現が受け入れられたと言うことでもあります。その手の話題が好みの方には胸打つ物があるようですね。
まぁそのように苦手分野に手を出してしまい感動シーンも響かず苦笑いに終わりました。ただ映像は綺麗で絵本原作が忠実に再現されているだろうと思えましたね。
少し視点を変えたレビューをさせていただきましたが、あくまで主観ですので最終的には各々でご判断下さい。
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