「えんとつ町は社会問題最先端地域の北海道である」映画 えんとつ町のプペル 司さんの映画レビュー(感想・評価)
えんとつ町は社会問題最先端地域の北海道である
これ全ての北海道人、特に旭川の人に観てほしい‼️子供は観ることを義務にしたいくらい素晴らしいと思う✨鬼滅も良かったが、それよりこちらの方がもっと良いです。では、なにが良いのか、どうして北海道人向けなのか説明します。
・人に笑われようとチャレンジを続ける主人公ルビッチの行動力
→時代が大きく動いている今、社会問題最先端地域に住む我々が取るべき姿勢を示してくれている
・夜のまちの空間構成が素晴らしい
→富良野の廃棄物の家と新橋を足して、高層化したような構成
・コロナ禍の現代を見据えていたかもような、ストーリー展開
→自粛警察みたいなマスク姿の取締係りが、今のまちの風景とリンクする
・恐怖をあおって行動を制限する社会を表現している
→共産主義の常套手段であり、近く起きるであろうアメリカ大統領選挙に対する民衆が立ち上がる姿を連想させる
・主人公ルビッチは煙突掃除人である
→煙突掃除は日本では北海道がトップランナーであり、日本一の会社は実は旭川にある(煙筒の横山)
→煙突掃除人にかつて子供が強制労働させらていた(煙突の中に入れて掃除させた)歴史があり、この設定に子供への大きな愛を感じる
・えんとつ町は産炭地という設定
→産炭地としてかつて栄えた北海道のまちを連想される
・閉塞感の強いまちが舞台
→旭川市はまちの閉塞感が強く親近感が湧く
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