「一般との誤解がマシになる、信者ではないメンバーの正直レビュー」映画 えんとつ町のプペル aoiさんの映画レビュー(感想・評価)
一般との誤解がマシになる、信者ではないメンバーの正直レビュー
信者でもないサロンメンバーが、映画を見た感想をレビューしたいと思います!
色んなレビューを拝見し、大きな差がある中、サロンメンバーが、気持ちや不評をサロン内で言いにくい空気があり、その気持ちの整理になればと思います。
そもそも自分の立場を申しますと、自分はビジネスの参考に西野さんのサロンに入ってます。
絵本はネットで拝見し、西野さんとはzoomで話したことがあります。
お金をかけて西野さんに相談して「僕〇〇やりますよ!」と言ってくださったのですが、残念ながら実施してもらえず、数十万のお金が飛んでいきました。笑
サロンメンバー全員を守るとおっしゃってますが、守ってもらえませんでした。
それに対しては、残念な気持ちがあり、それ以降、よりフラットな目で見ています。(厳しめかもしれないですが)
サロンの信者の方とは距離を置いてます。
サロンメンバーについて、僕の所感では、7万人のうち、熱狂的なメンバーは5000人程度、楽しいことは協力する、というメンバーは1.5万人~3万人くらいで、合計2~3.5万人程度。
ROM専が半数と言った具合でしょうか。
(あくまで個人の所感です、これだけいるのはすごいこと)
拍手するようなサロンメンバーさんは、プペルが動いているだけで、えんとつ町が表現されてるだけで幸せで、西野さんの活動を知っているので感動されると思います。
また、西野さんもおっしゃってますが、メンバーさんは「自分の子供のピアノの発表会を見に来ている」くらいの熱量の方がおられます。
その方の気持ちを考えると、そりゃ拍手もするかな・・・とご理解は少し深まるかもしれません。
ですが正直、それと、映画の出来とは論点が違うので、もう少し冷静に見た方がいいと思います。
西野さんがかわいそうだと思います。
ここまで長くなりましたが、少し皆様の距離が縮まると幸いです。
さて、ここからは感想です。
感動・・・とまではいきませんでした。
涙も流れなかった。
でも、あれだけ作れるのは西野さんすごいし、4℃さんもすごい。
クリエイターさんすごいです。
サロンが、西野さんがお金があるからできることです。
でも、鬼滅やポケモンには勝てないと思います。
どこかの日付の観客数でポケモンに勝ちたいみたいですが、それって勝ちなのでしょうか。
そもそも勝つとは・・・。
映画内で語りも多いし、盛り上がるシーンで止められて、涙腺が揺らぐまでに、たとえば挿入歌が邪魔だったり、語りで止められました。
せっかく絵がいいのに、絵に語らせないのは、逆にクリエイター泣かせだと感じました。
挿入歌は残念ながら世界観に合ってない。
プペルも最後、簡単にいなくなって。プペルにもっと最後、話させたら良かったのでは。
あそこが1番感動しそうなのに。
お父さんの面影ではなく、プペルに語らせないと、この映画だけは、主役はプペルなのに。
(全体の物語の主人公はお父さんなのは知ってます)
船の準備はあんなに早くできないだろうし、スコップの繋ぎも、正直敵があれで止まるとは思えない。
そして最初、生まれたてのプペルがなんで踊れるのかなど、違和感は満載です。
なんとかこぎつけた、みたいなポイントは各所で感じ、正直良くないです。
西野さんはクオリティは圧倒している、と言いますが、映像のクオリティーは他とも引けばとらないかもしれないですが、脚本や構成、見せ方とかは経験や勉強が不足しているんだろうなと思います。
あと、絶対声優陣を使った方が良かったし、キャラの名前があんまり呼ばれないので、どのキャラがどの名前なのか分からないです。
と、正直ドリンクを飲むのを忘れるほど惹き付けられることもなく、残念ながら人に薦めるほどではないです。
それほど、映画って難しいんだなって勉強になりました。
西野さんは、自分ほど努力すれば、誰だってできる、という旨の発言をされることがありますが、独身で芸能界にもともといて、売れている中で絵本を描き始められることが出来たあなたでなければ、HYDEは歌わないし、声優は集まらないし、こんなにみんな手伝わないです。
もっと一般的なサロンメンバーに寄り添っておかれた方が、この先の為だと思います。
あと、あなたが作ったサロンなのに、サロンの中が絶賛だけで、反対意見を言うと叩かれそうに感じるのは、残念ながら皮肉が効きすぎています。
これからも西野さんの全てを勉強させて頂きます!
映画としては成り立ってはいるので、皆さんの参考になれば幸いです。
(長文と個人的な感情を失礼いたしました。)
初めまして。
レビュー拝読させて頂きました。
私はサロンメンバーではなく、西野さんという人に昔から興味があって、映画を観に行きました。
私はとても感動して泣かされました。でもなんか気持ちの行き場のない感じで、
なんか感動させられてる?って感じで、
沢山何回も観る事がいい事見たいな風潮にとても違和感を感じていました。
感動させられているから、aoiさんの仰っていた違和感をないものみたいにしていたなと思います。
初めまして!!この感想レヴューに心から感動しました!
私も、サロンメンバーなのでこの気持ち悪さをどこに持って行けばよいものかと思ってました。
西野さんも「否定から入る人は成長しない」とか「肯定から入ってなるほど!ということで・・」みたいなのを書いてましたが。。
全部の感想を肯定してるわけではないとこからくるからこその、気持ち悪さみたいなのを感じてただけに、同志に合えた気分です!!
このレヴューを書いていただけたことに、心から感謝します!!
同調圧力に屈しない勇気を持てました!!