「新鮮味はない」パヴァロッティ 太陽のテノール KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
新鮮味はない
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物凄くテノールに詳しいわけではないが、いわゆる無知な自分でもパヴァロッティの存在は知っている。それほど有名で偉大な人物。
この作中で描かれている人物像に関しては特段新鮮味がなかった印象。以前スカパーかなんかで彼の特集を何度か見てしまった事もありその時描かれていた事とあまり変わらなかったかなといった感じの印象を受けてしまった。
もちろん彼の歌うシーンは鳥肌が立つ。ただそこに興奮するのならこの作品ではなくまた別のものを目にする方がもっともっと彼の魅力に引き付けられる。
個人的にはこの作品はパヴァロッティへの追悼の意を込め表したファンのためそして、死後テノールに興味を持ち彼の生前を知らないテノールファンのための作品かなと思った。
彼の存在を一つの作品として残す意味は強く感じた。
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