「レーズンの目」プライス 戦慄の報酬 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
レーズンの目
5歳の時に家を出た父親から30年ぶりに連絡を受けた息子が、人里はずれた海辺の一軒家に住む父親を訪ねて巻き起こる話。
殆ど記憶がない父親に呼ばれて折角会いに行ったのに、何だか嫌みでめんどくさくて鬱陶しいクソジジイ。
そうは言いつつも自信もネガティブなものを持ってるし、見透かされちゃったしという中で
何とか時間を共にしていたが、衝突する時が訪れてという展開。
1960年代のUFOだったり、限定20台のスマホの扱いだったりと作風とちょっと合わない演出というか見せ方と思っていたら、中盤以降明らかに狙った笑いどころがチョコチョコ差し込まれて行く。
主人公目線ではやっぱり親父はクソ野郎だし、ホント陰鬱で面倒臭くて嫌~な雰囲気のサスペンスだし、マイケル・ヘーゼルタインなんか知らないけど、スリリングよりも間抜けでダサい感じが強いのに結構マジメに進行して行くところも何故か面白かった。
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