劇場公開日 2020年1月10日

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「みんなダイハード!」ハード・ナイト kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0みんなダイハード!

2020年12月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 クリスマスイブに武装集団に襲われるということ自体がダイハード。と思ってたら、『ダイ・ハード2』の監督ということで納得。電話線を切られた孤立した司法解剖用の建物といい、警備員キンや掃除をする若者など、ほぼダイ・ハード1作目のシチュエーションそっくり。まぁ、大勢の人質はいないけど、遺体がいっぱいあるからね・・・

 主人公の医師ニックは嫁さんを強盗に殺されたという過去があり、その犯人が不本意なことに釈放されたことに憤りを感じているというキャラ設定。そして北京から来ていた助手リン。か弱そうな感じだけど、いざとなったら拳銃を奪い発砲したりする。結構可愛い女優さん。

 ワンシチュエーションなので様々な凝ったアクションを繰り広げ、優位に立ったり窮地に追い込まれたりと、アイデアをいっぱい詰め込んだ作品でもありました。ガラスの破片だとか、爆発だとか、『ダイ・ハード』にオマージュを捧げたっぽい小技にも驚かされ、悪党の不死身っぷりにも緊張感をもらいました。

 どうしてマフィアの娘を撃ってしまったのか・・・と、ニックが推理を働かせた?終盤の展開ははてなマークがいっぱいだったけど、94分という尺のおかげでほどよく楽しめました。

※中華圏では8が幸運を表す数字は知ってたけど、丸坊主を見ると不吉だというのは初めて知った。今後、パチンコするときはスキンヘッドの人が近くにいないことを確認してから・・・

kossy