「サム少年のひと夏の冒険」恐竜が教えてくれたこと アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)
サム少年のひと夏の冒険
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オランダに住む11歳のサムは、夏に1週間オランダ北部の島に家族とバカンスにやってくる。
サムは最後に生き残った恐竜は仲間も居なくて寂しくなかったのか?ボクは末っ子だし、家族が死んだら自分が1人だけになる、、、そんな事を考えていて、バカンスの1週間、毎日1人の時間を作り1人で過ごす訓練を始める。子供らしい発想で、ほのぼのとしてなんか可愛い😍。本人は至って大真面目なんだけどね😄
日本人には、家族旅行は行っても、こんなふうに長期の休暇を観光するわけでもなく、ただ家族でのんびりと過ごすってことは余りないように思う。こんな過ごし方もいいなあ🤗ちょっと羨ましい。
サムは島で出会った12歳の少女テスと仲良くなって、テスのパパ(パパは娘の存在すら知らずに島にバカンスに来ている)との対面に協力する。そんなテスとの淡い恋物語も微笑ましい。
島で出会ったちょっと怖い一人暮らしの老人。お爺さんの部屋にあった若い頃の奥さんとの写真。奥さんは既に他界していて、サムは「1人になって寂しくなかった?」と聞く。お爺さんのは「頭の中に思い出がいっぱいある。人はお金を貯める人もいる。切手を集める人もいる。思い出をたくさん集めるんだ、手遅れになる前に」
お爺さん、いいこと言いますね〜😉少年の心にスコーンとこの言葉が入りましたよ❗️1週間のバカンスを終えて帰る船の中でサムは思う。もう1人になる訓練はしない。新しい思い出をいっぱい作るんだ‼️
なんかとても爽やかで、まだまだ明るい未来はあるなぁなんて思える映画だった。子供達にこんな映画観て欲しいな🥰
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