ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男のレビュー・感想・評価
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資料を読んでからモノを言え!
圧巻でした映画化への情熱も然り、パートナー弁護士事務所のトップであるタープの誰か資料を読んだのか?には心を鷲掴みされたような気持ちになりました。
作品中には3Mの名前も度々登場し、どれほど闇が深いのか空恐ろしくなります。
企業は株主に利益をもたらすために活動するのですが、人命を軽視して許されるものでないのは明白で、企業側の弁護をしていた事務所が正義の信念に基づいて訴訟をしていく様に人間捨てたものじゃないとの想いが強くなりました。
全体的に素晴らしいの一言ですが、個人的にアン・ハサウェイの立ち位置がよくわからずモヤモヤしてしまったことが満点に届かなかったところです。
それでも映画の存在意義を大きく知らしめる秀作です。
えらい❗
主演の弁護士兄さん、えらい❗奥さんのアンハザウエイさんも 久しぶり❗。いつもの美しさにいつもの見入る演技。実話の公害問題に挑む弁護士の生涯かけての苦労と。どこまでも正義と真実の為に命がけで悪に立ち向かう勇気❗。あんな男性が世の中に居たとは信じがたい実話だった。ラストエンドロールまで席、立たないでよ。
我々が日常的に使用するテフロン加工が猛毒とは…
年間一兆円もの利益を上げるデュポンのテフロン加工製品
しかし、かつては3Mを始めとするライバル企業も製品化していたにもかかわらず、何故デュポンの独占状態になったのか
賄賂、隠蔽、そして…
被害者が亡くなるまで、いや、その後も続く卑劣な企業姿勢を暴く!
テフロンが・・・
1998年、アメリカ・オハイオ州の法律事務所で働く企業弁護士ロブ・ビロットが受けた思いがけない調査依頼。それはウェストバージニア州の農場が、化学メーカー・デュポン社の工場からの廃棄物によって土地が汚され、190頭もの牛が病死したというものだった。ロブの調査により、デュポン社が発ガン性のある有害物質の危険性を40年間も隠蔽し、その物質を大気中や土壌に垂れ流し続けた疑いが判明した。ロブは7万人の住民を原告団とする一大集団訴訟に踏み切るが、巨大企業を相手にする法廷闘争を描いた話。
ほぼ事実を描いているようで、これもアメリカの闇だなぁ、って思った。
テフロンって有害物質だったとは知らなかった。
また、この話はまだ現在も続いているというのが驚きだった。
一見の価値ある作品です。
映画の持つ力を再認識!
頭をガツンと殴られたかの衝撃。
こんなことが本当にあって良いものか…
何十年も前からデュポンによる有害物質の隠蔽、一度体内に摂取したら取り除けないこと、企業•政府の妨害。
そしてデュポンは有害物質の危険性を〇〇で検証していたなんて…
あまりの事実に怒りが湧いた。その気持ちを代弁してくれたティムロビンスの魂の叫びに震え上がった。
そして、この問題が現在進行形であること…
そもそも当たり前のように使っているフライパンにこんな危険性があったなんて…
映画には、現実では体験できない世界観を魅せてくれたり、今作のように埋もれさせてはいけない事実をエモーショナルに伝えてくれる。
映画の持つ力を再認識することができた。
凄い真実!
マークの演技も素晴らしい!彼がプロデューサーに連なってなかったら製作できなかったかも。
この鍋、メーカーは違うけど今も売ってると認識してるけど。
問題提起した人々、彼らの訴えを扱った弁護士は世界を救ったと私は思ってる!
日本ではそれほどの話題になってないのが残念!
Extremely powerful !
デュポン、テフロン、皆んなが知ってるこれらに、こんな恐ろしい秘話があったとは唖然。デュポンは今、社会的責任を全うしている企業であると、我々はしっかり守られてると信じたい。
以下、加工技術研究会ホームページから引用…
日本製紙グループの日本製紙パピリア(株)は、米国デュポン社(Du Pont de Nemours, Inc.)の100%子会社である、デュポン・スペシャルティ・プロダクツ(株)と共同で、「デュポン日本製紙パピリア合同会社」(以下「DPNP」)を設立し、高機能材料であるノーメックス紙を生産することで合意した。DPNPは、日本製紙 北海道工場 勇払事業所(北海道苫小牧市、以下「勇払事業所」)の敷地・建物の一部を利用して生産設備を設置する計画で、2021年度中の営業運転開始を予定している。
優れた電気絶縁性・耐薬品性・機械特性と素材本来の難燃性を有するノーメックス紙は、幅広い電気絶縁用途に適している。今後も世界中で広がる自動車の電動化においては、電気駆動モーターを搭載した xEV(電気自動車・プラグインハイブリッド自動車・ハイブリッド自動車・燃料電池自動車)を支える重要な技術である。パワーエレクトロニクスやバッテリーシステムにおいても耐熱特性により重要な部品を保護している。また、航空機の内外装の構造材としても、ノーメックス紙製のハニカムが重要な役割を果たしている。
同社グループは、中期経営計画のテーマとして、「洋紙事業の生産体制再編成と自社設備の最大活用」を掲げている。このたびDPNPが開始する事業は、市場の成長が見込める分野への事業構造転換へ繋がり、勇払事業所の土地と設備、さらには製紙工場で培った紙加工の技術・ノウハウを有する人材の活用により、地元・北海道の発展に寄与していく。
熱い映画だった。
主人公の弁護士がショッキングな事実を目にし、使命感に駆り立てられていく過程が、ゆっくりとだがとても丁寧かつ自然に描かれている。 観ているうちにどんどん熱くなっていった。
なぜこの弁護士は、無謀ともいえる仕事に取り組む決意をしたのか。 それほどの強い義憤を持ったのか。 その理由を、この弁護士の妻が彼の上司に語るシーンがある。 私は、その理由こそが、この映画のテーマの核心に触れるところだと思う。
人は、自分一人の力では手に入れることのできない物を得ようとしたときに、他の人と協力関係を作り、共に行動を始める。ここに、「集団」が発生する。 人間一人ひとりの欲求が集合化することによって生まれるのが、人間の集団だ。
しかし、集団によって得られる累乗の成果は、そこに所属する人間の欲求を『過分な欲望』へと変質させる。欲望は欲望を煽り、肥大化する。そして、欲望の企業体は生命を宿し、脈動を始める。ここまで来ると、もはや人間の手には負えない。巨大化した企業体は、人間社会の中心部に深く根を下ろし、人間たちを見下ろし、操る存在となるのだ。
つまり、大企業とは、我々の過分な欲望が生み出してしまった、実態のない化け物という事だだ。 肉体という実態はなくとも、化け物は生きている。 そして、我々を支配し、動かし、強力な生命力で止めどなく成長を続けようとする。
化け物の成長に供していれば、豊かな生活に安住していられる。 個人が本来負うべき責任を負うことも無い。何に配慮することも躊躇することもない。働きアリとしての運命を受け入れ、盲目的に、ただ与えられた仕事をしていればいいだけだ。
しかし、それはもはや心ある人間の営みではない。 無機質な化け物の増殖活動の一端を担っているにすぎない。
大企業が掲げる「人々の幸福のため」といった美しい企業理念は、実は生身の人間が発する言葉ではなく、人間の欲望が産み出した”化け物”が吐き出す「巧言」だということを、我々は忘れてはならない。
主人公の上司が喝破したように、大企業は、往々にして人の道を外れ、「やり過ぎてしまう」のだ。
結局、物でも人間関係でも、有り余るほど恵まれていればいいわけではない、ということだろう。 主人公の弁護士から伝わってくるのは、豊かな人生に必要なのは、欲望ではなく、「渇望」だということだ。
これはヒーローを描いた映画ではない。人としてごく当たり前の感覚を持った弁護士が、今現在も大企業を相手に戦っているということを伝えようとしている、我々全員に向けた強烈なメッセージなのである。
最初は、アメリカの裁判映画―というぐらいの感覚で観ていたが、 途中で印象が変わった。 「人類の99パーセントがこの化学物質に汚染されている」 という最後のテロップは重く、なんとも言えない余韻が残る。 心を熱くさせられる、実に良質な映画だった。
アメリカにも自浄作用はあるのだ
弁護士ロブ・ピロットの怒りは地の底のマグマのようだ。時折は火山として噴火するが、大抵は見えないところで静かに燃え盛っている。
巨大企業が住民や消費者に健康被害を齎す事例は日本でも事欠かない。一般に公害と呼ばれる事例では、水俣病や四日市喘息、イタイイタイ病などがある。水俣病では現在でも苦しんでいる人がいる。
現在の日本では公害は話題に上らないが、静かに進行している可能性がある。例えば食品添加物だ。コンビニやスーパーの米に使われているグリシン、パンの製造に使われる臭素酸カリウム、人工甘味料のアスパルテームやスクラロースなどが発がん性を疑われている。臭素酸カリウムはEUや中国では食品への使用を禁止されているが、日本では禁止されていない。
また、揚げ物に使われているショートニングはトランス脂肪酸であり、不飽和脂肪酸のDHAやEPAと間違われて脳内に蓄積する可能性がある。EUやアメリカのいくつかの州では食品への使用が制限されているが、日本では制限されていない。
農薬では除草剤に使われているグリホサートが発がん性を疑われている。フランスやドイツなどのヨーロッパ各国や中南米諸国などが禁止しているが、日本は逆に緩和している。アメリカが買わせるからだ。
アメリカン・ドリームという言葉がいい意味なのは米国においてだけだ。アメリカ人の成功というのは有名になること、金持ちになることである。つまり成功者とは名性欲と金銭欲の塊だということである。日本には仏教的な恥のパラダイムがあるから欲をあからさまにするのは憚られるが、アメリカ人は堂々と欲を主張する。トランプが支持される理由がそこにある。
本作品の登場人物も欲を主張する人ばかりで、デュポン社の顧問弁護士は、デュポン社の企業責任を追及して自分の立場を損なおうとするピロット弁護士に対して「Fuck you!」と、高給取りの企業弁護士にあるまじき言葉を浴びせる。言われたロブは呆れ返ってしまう。当方も呆れ返った。アメリカという国には欲しかないのか。
大抵の政治家も欲の塊だから、企業からの巨額の賄賂で右にも左にも簡単にブレる。企業はもちろん自社の利益を守ることしか興味がない。そこで働く人々は自分たちの収入を守ることが第一だ。被害者の代表であるロブ・ピロット弁護士は、権力者の敵なのだ。
流石にプロデュースにも参加しているだけあって、マーク・ラファロの演技は圧倒的だ。真摯に粘り強く努力するロブ・ピロットには誰もが感情移入するだろう。最初は夫が理解できなかったが、夫への愛情には変わりがなく、夫の仕事を理解することで少しずつ視野を広げていく妻サラ・ピロット。アン・ハサウェイの演技も最高だった。
本作品によってアメリカン・ドリームの信奉者が減ることはないかもしれないが、アメリカン・ドリームを果たした人々によって何が行なわれているのかは理解できると思う。何より、本作品がアメリカ映画であるという点が大きい。アメリカにも自浄作用はあるのだ。
もっと裁判の内容を掘り下げたストーリーを展開してほしかった
冒頭の公害が始まる1960年代から、農家の牛が大量死するなどの被害が出始めた90年代、主人公の弁護士がデュポン相手に裁判を起こす2000年代などデュポンの公害だけではなく戦いの記録も事細かく追っている作品。本作が怖いな…と思うのはこの事件がまだ解決していなくて裁判も継続中だと言う事。弁護士もいまだに戦っていてデュポンという会社も普通に存続している。正直デュポン側は何も悪いと思ってないと思うんですよね〜…巨額の賠償金と言ってもそれ以上に利益を上げているデュポンにとっては痛くも痒くもないんだろうし…ストーリーは公害や裁判について事細かく描写している反面、家族のエピソードなどの描写も多くて、公害のドキュメンタリーなのか裁判で戦う弁護士の物語なのかどっちつかずな感じで、全体的にテンポが悪く間延びしていたのはもったいない。もっとデュポンとの裁判の内容を掘り下げたストーリーを展開してほしかった
とても良い映画
この作品を観た後、自分なりに気になったので、テフロンについていくつか調べたりしました。
「テフロン 危険」などと検索すると、その危険性について述べた記事がたくさん出て来ます。
例えば、「PTFEは、テフロン加工のフライパンなどに使用されており、剥げて人体などに取り込まれると危険である」といった内容の記事などです。
また一方で、テフロン加工されたフライパンの商品ページも普通にたくさん出て来ますし、テフロン加工されたフライパンの使用自体は危険では無いとの記事も…(もちろん、テフロン・フリーの物も)。
正直、何が正解なのか分かりません(笑)
テフロン加工のフライパンなんて、昔から普通に使用しているし、健康被害があったなんて話を(少なくとも)自分は聞いたことがない…。
しかし、この作品を観た後では、テフロンを使用した商品を使ってみようという気にはなりません(笑)
デュポン社のように、会社の利益のために生命を蔑ろにするような企業の製造する商品を進んで使用したいとは、やはり思わないです。
水俣病に関する作品などと同じく、こうした作品を観ることで、改めて健康被害について考えるきっかけとなりました。
そういう意味では、鑑賞する意義がとても大きい作品だと思います。
淡々とエビデンスを読み解いていく地味なドラマなのに猛烈なカタルシスに帰結する忖度のソの字もない実話ドラマ
オハイオ州の大手弁護士事務所に勤めるロブ・ビロットのもとに大量のビデオテープと資料を携えた見知らぬ農夫が訪ねてくる。ウェストバージニア州からロブの祖母の紹介で来たというウィルバー・テナントが持ってきたのは自分の農場がデュポン社の工場からの廃棄物で汚染されたという物証。村の弁護士に相談したがデュポン社に忖度して誰も調査を引き受けてくれないので彼をロブを頼ってきたという。しかしロブはまさにデュポン社をクレームから守る立場にある弁護士であり、真逆の立場を取ることは出来ないとウィルバーを追い返す。しかし、どうしてもウィルバーが言っていることが気になり彼の農場を訪ねたロブはそこで彼の農場の牛が190頭も病死しており、彼の農場以外でも様々な異変が起こっていることを知る。ウィルバーからかつてデュポン社が環境調査を実施したことを聞いたロブは早速デュポン社に掛け合い調査報告書のコピーを取り寄せるがそこに書かれていたのは全くのデタラメだった・・・からの実話ドラマ。
環境保護活動家としても著名なマーク・ラファロが10年以上の年月を懸けてデュポン社と法廷闘争を展開したロブの活躍を知りプロデュースを買って出たという渾身の作品。デュポン社が何かを隠蔽していることを確信したロブの資料請求に応じたデュポン社から届いたのは大きな会議室を埋め尽くすほどの書類の山。徹底的にエビデンスに当たり論拠を積み上げていく地道な作業には途方もない時間がかかる一方でロブの依頼人は貧しく立場の弱い農場主なので成功報酬のみという条件で弁護を引き受けたためロブは自分の生活までも犠牲にしなければならなくなる。この辺りの描写は沈痛で胸が痛くなるほどですが、その地道にも程がある努力がついに明らかにする事実に胸が熱くなります。
この手の社会派ドラマは法廷シーンがメインとなりますが、本作で尺が割かれるのは積み上げられた資料の精査と有害物質による健康被害に苦しむ人達との対話。それだけ聞くと退屈に思われがちですがそこが実に丁寧にスリリングに描写されていて全くダレ場がないタイトな演出になっています。ロブを演じるマーク・ラファロのひたむきな演技が圧巻であることは言うまでもないですが、ロブの妻サラを演じるアン・ハサウェイ、ロブの上司を演じるティム・ロビンスをはじめビル・プルマン、ビル・キャンプといったベテラン勢のリアルな演技はどれも素晴らしいです。さらにはロブ夫妻本人や実在の被害者達によるカメオ出演もドラマをしっかり盛り上げます。
ドラマとは直接関係ありませんが、何気ないパーティの場面での給仕達の表情や会議シーンでの若手弁護士の発言、ロブが乗っている車の変遷といった画面の隅を彩っているものも観客に語りかけてくる感じも本作の特徴、この辺りが今回初鑑賞となったトッド・ヘインズ監督の作家性かもと勘繰っています。
どうにも取り繕いようのない辛辣な現実を忖度なしでエンターテインメントに昇華するハリウッドの製作陣の鼻息の荒さを感じる力作です。
アメリカのMINAMATAだ
マーク・ラファロがティム・ロビンスと対立して孤立してしまうんじゃないかなと思ったが事務所団結で巨大企業に立ち向かう、実話とはいえ良い展開でした。しかし約7万人とはいえ血液検査に実際7年もかかるものなのかな?なかなか良い映画なのに何故に上映館が少ない?
今が買い替え時
レビューの参考にと、映画鑑賞後にラジオ番組での町山さんの解説を聴いてみた。すると町山さん、映画の内容全部しゃべってるwでもまぁ、この映画は「ほんの20年余り前からの事実」を映画化したものであり、ネタバレも何もない。
この事件で日本も例外なくPFOAが規制の対象となっており、身近なところではテフロン加工のフライパンが一例です。ニュースで何気なく聞いた気がしたそのことは、まさにこの映画で語られていること。観終わって早々に自宅のフライパンが気になってしょうがなくなります。
マーク演じるロブ・ビロット(実名)は実に地味な人であり、映画もいわゆる法廷劇的な盛り上がりはありません。でも、こうして映画にしてくれることで知れる事実を思えば、十分に意義のある作品ではないかと思います。
さて、新しいフライパンを探そうかな。
組織は全て悪い
公害を扱った映画は「MINAMATA」に続いて今年二本目。こっちのほうが完成度は断然高い。
家荒らしや放火はMINAMATAでもあった。どこの世界でも大企業のやることは変わらんなあ、と思う。
チッソにしろデュポン社にしろ、そこに務める社員ひとりひとりは「善良な」一般市民なんだと思う。
だが、組織という巨大なものの中に組み込まれると人間性を失い、平気で汚染物質を垂れ流したり、悪どいことをしだす。
我々も、消費者としてそういうメーカーの商品を知ってか知らずか使い続ける。
大企業に囲い込まれた現代社会で、何の力も持たない一般市民にはどう抗う術があるのか。
そういうことを考えさせられる。
巨大企業相手に映画を製作するアメリカ映画界の力強さ
デュポン社という巨大企業の環境汚染、そして住民、動物被害等を突き止めていく弁護士の実話に基づいた映画。
映画化に当たっては主演でありプロデューサーのマーク・ラファロ、監督のトッド・ヘインズの不正への真実を伝えようという「強い思い」。そして、実在する一人の弁護士、弁護士事務所、住民に焦点を当て、巨大企業に立ち向かう人たちの「膨大なエネルギー、立ち向かう力、孤独、不安、圧力、差別、脅迫観念」などなど、押しつぶされそうになっていく状況を描いているところにこの映画の伝えたいもの、凄さがある。
政府、巨大企業、そこで働く人たちの中、誰が被害者のために戦ってくれるのか。
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