「多国籍家族」最高の花婿 アンコール 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
多国籍家族
カトリック教徒でド・ゴール主義者の父、母、イスラム教徒と結婚した長女、ユダヤ教徒と結婚した次女、中国系と結婚した三女、黒人と結婚した四女。
ヴェルヌイユ一家の家族騒動、アンコール!
花婿たちの生まれ故郷を回る事になったクロードとマリー夫妻。ある意味、世界旅行。
帰ってから家族で集って土産話。言うまでもなく、ココがヘンだよ花婿たちの国。
相も変わらず絶“口”調のクロード。
義父母が旅行してた頃、花婿たちはフランスで暮らす事にお悩み。いつもいつも受ける差別。
花婿たちは海外移住を考える。
ショックを受けたのはマリー。孫に会えなくなる…。
そこで花婿たちを引き留める作戦を。
前作では結婚を阻止しようとしていたのに、今回は引き留めようとするのが可笑しい。
色々あって、家族になったら家族。
結婚騒動が本シリーズの見所。一応今回も。
四女の花婿の妹が結婚。しかし、相手は女性。
レズビアンで同性婚。
もう一人の頑固親父は…。
さてさて結婚の行方は…?
際どさスレスレの笑いは今回も。
神父の頼みで庭師として雇う事になったタリバンから逃げてきた難民の男。アラーに祈りを捧げるだけで、腰痛でベルトを巻くだけで“テロリスト”。クロードさん、シャベルでぶっ叩くのは勘弁…。
笑っちゃいけないのに笑っちゃう。笑っていいのか、いけないのか。でもやっぱり笑っちゃう。
笑いや騒動の後、また家族が増える。一つになる。
多国籍家族。
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