ガール・コップスのレビュー・感想・評価
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【今作は、若き女性をターゲットにした唾棄すべき男達を、ケチョンケチョンに成敗するハラハラドキドキクスクスの爽快女性警官達のアクションムービーなのである。キッパリ!】
■警察の女性刑事機動隊で活躍したミヨン(ラ・ミラン)は、結婚・出産後に市民の苦情取扱係に異動する。と共に、義妹で熱血刑事のチョ・ジヘ(イ・ソンギョン)が同じ課に配属される。
性格の異なるふたりは何かと衝突を繰り返すが、ある日、アダルト動画サイトから脅迫を受けた女性が警察署に駆け込んでくるが、相談を躊躇い、車道にフラフラと出て行き、車に撥ねられてしまう。
ミヨンたちが、超絶パソコンスキルを持つジョンミ(スヨン)に、あらゆる監視カメラデータを調査させたところ、クラブで女性を誘い、新種の麻薬”マジックパフューム”を嗅がせて、いかがわしい動画を取っていた愚かしき男ウジュン(ウィ・ハジュン)達の存在を知るのであった。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・こんなに面白いのに、フライヤーを観た記憶が無い。オカシイナア、と思って調べたら劇場未公開作品で、ビデオスルーされていた!マジっすか!韓国映画、レベル高過ぎである。
・ラ・ミラン演じるミヨンとイ・ソンギョン演じる熱血刑事のチョ・ジヘの、バディぶりが絶妙であり、且つ前半はチョイチョイ顔を出す、顔が怖い室長(ヨム・ヘラン)の変顔が可笑しい。
■この映画では、韓国における(いや、全世界の)女性が結婚、出産すると活躍の場が狭まるという風潮に、思いっきり蹴りを入れている所が素晴しいのである。
そして、今作に登場する男達は、マアマア情けないのである。警官も、犯人も。
故に、再後半の、ウジュンとミヨンを乗せたチョ・ジヘが運転する車とのカーチェイスから、空港での一騎打ち、そしてレスリング部出身のミヨンの見事なバック・ドロップがチョ・ジヘに炸裂するシーンには、喝采を送りたくなるのである。
<今作は、若き女性をターゲットにした唾棄すべき男達を、ケチョンケチョンに成敗するハラハラドキドキクスクスの爽快女性警官達のアクションムービーなのである。>
オバチャンたちカッコええ〜
笑いも多いけど、スカッとしきれない
バックドロップ
『ワンダーウーマン』のテーマ曲と同じじゃないかとずっと気になっていたけど、最後まで観ると慣れてしまった。また、韓国の性犯罪はもっと厳罰化しているはずだけど、コメディアクションなんだからいいのかもしれない。
登場する女性陣の中ではラ・ミラン演ずる元刑事パク・ミヨンが最強。子育てと家計のために事務職を選んでしまったが、10数年前の現役時代の勘をすぐに取り戻す。司法試験を目指していた夫は犯罪者と間違われたりと踏んだり蹴ったり。その妹チョ・ジヘはか弱いが刑事課の紅一点。そしてパソコンの得意なスヨンは元少女時代・・・ハ・ジョンウやソン・ドンイルといったカメオゲストも登場し、えっ誰だっけと考え込んでしまった(わからないときは即検索)。
ラ・ミランのアクションはかなりカッコいいし、成長していくイ・ソンギョンの初々しさもいい。可愛いのはやっぱりスヨン。展開はストレート過ぎるので面白みは少ないが、バックドロップのシーンだけ何度も観ていたい!
コメディもアクションもできるよミラン姐さん
主演のラ・ミランさんは他の作品で何度か拝見してますが、いいわー。好きやわー。
イ・ソンギョンちゃんも、スタイル良いし、なんとも言えぬあの顔が可愛いのよね。
そんな二人が義理姉妹役と。
警察官で、ふたりとも崖っぷちな状態。
仲は決して良いとは言えない嫁と小姑の関係。そんな二人があることをキッカケにバディを組んで、、、
お話は一捻りも無いですが(笑)
事件自体は深刻で、今の世の中で起こっている卑劣な犯罪を取り上げているんだけど、それをシリアス過ぎず、コメディ要素をちょいちょい挟みながら解決までお話を持っていく。好きです(笑)
演技力があるからこそのコメディ。
ミランさんの夫役に、役に立たない残念なキャラですが、ユン・サンヒョンさん。
この方、優しい役やらしたらほんま良い。優しさが溢れてるから。
コメディあり、アクションあり、シリアスなヒューマンドラマあり。
面白かった!
FBI
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