「コメディ部分いらん!」ロックンロール・ストリップ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
コメディ部分いらん!
売れない劇団チームKGBのポンコツ自己中座長が、ストリップ劇場の前座を通して己を見つめるヒューマンコメディ。
バイト店長レベルでBARを営みつつ劇団を運営し、夢は映像作品をつくることという主人公。
仰けの劇団演技を否定する劇団演技な講師に始まり、バーテンダーをバーテンと呼ぶ偉そうな男とか、狙っているのか本気なのか良くわからないレベルのつくりに、あーこの座長が映像作品つくっても多分この作品レベルかなという印象を受ける。
ヒューマンコメディだけど、コメディ部分が全然面白くないしね。
何故こんなヤツに情を持つ人が?というベタなダメ野郎に、売れないストリッパーの支離滅裂なプライドと、何故折れるのか判らない支援者とのやり取り。
それっぽいけど、ロックというより浪花節?
オチのエンタメ感は良かったし、全てはそこへの布石と言われたらそうだけど、もうちょっと響かせるストーリーだったり主人公であって欲しかった。
コメントする