ロックンロール・ストリップのレビュー・感想・評価
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売れなきゃ負けなんや!
仙台で上映されるはずと待っていたが結局上映されることがなかった作品の一つ
チネラヴィータやフォーラム仙台に期待していたんだけどな
ゲオ佐沼店で借りたDVDで鑑賞
映画館で観たかったなあ
原作脚本監督木下半太
実話を元にしているらしい
ジャルジャルの後藤淳平単独初主演
舞台は大阪
映画監督志望の貧乏小劇団KGB座長木村勇太が主人公
たくさんいたけど一気に劇団員は辞めていき座長の元に残ったのは3人
眼鏡のビーバー(坂口涼太郎)
髭の火野(町田悠字)
紅一点の赤星(ぎぃ子)
勇太がバイトで働いていたバーの客として訪れたストリッパー旭川ローズ(智順)
彼女の誘いでストリップの前座としてコントをすることになった劇団KGB
ロックなコメディー
勇太の恋人栗山千春役に徳永えり
勇太の妹でバンドのボーカル役に三戸なつめ
商店街の会長で千春の父役に木下ほうか
ヤクザ役にやべきょうへい
ストリップ劇場に住んでいる照明係に宇野祥平
放送作家役に品川祐
赤星の「女だけど勃起した」発言はストラップの感想としてはキャッチーでわかりやすい
ストリッパー坂口涼太郎に衝撃を受ける
彼がこの映画を盛り上げてくれた
コメディーリリーフとしての彼の功績は大きい
前髪バッサリのおかっぱ頭で有名な三戸なつめが好演
髪型を変えただけでここまで違うのかと驚きを隠せない
男が一時的に女になるには後ろにまわして挟まないといけない
そうなると必然的に背後から尻の下を見ると挟んでいたものが可愛らしく丸見えになるはずなのだが
『行け!南国アイスホッケー部』の蘭堂月斗もホモの回でやっていたっけ
ラストステージがファンタスティック!
坂口涼太郎におんぶに抱っこのイタイ映画 宇野祥平出てた でも見なかったことにしたい
ロックンロールではない
ストリップではない
踊り子さんに迷惑
有馬リリーの言うことは正しい
川越チェリーはかわいい
旭川ローズはちょっとすてき
劇団?
無い袖は振れない
安請け合いはしないこと
宇野祥平 出てた
でも 見なかったことにしたい
心に引っ掛かったセリフ
おにぎり屋で何年修行しても寿司職人にはなれない
そのくらいかなぁ
どんな映画だろう…とワクワクしながら、上映スタート。 コミカルでお...
どんな映画だろう…とワクワクしながら、上映スタート。
コミカルでお笑いを見ているような感覚で楽しんでいましたが、ステージシーンはパフォーマンスに圧倒され、ショーを観に来ているかのように心から楽しむことができました。単に面白い映画かと思っていたのが、終盤の感動の展開にも予想以上に心打たれ、気づいたらすっかりのめり込んでいました。
この映画に出会えて本当に良かったです!
演者さんそれぞれがとても魅力的でした!
映画にするかねー・・・
なんだろ?
だから何?って感じ。
「あー、よかったね、いろいろあるけど、本気になって取り組めば
良いことあるよ」
みたいなお話し?
なんだかTVのホームドラマを映画でみせられた感じ。
なんか、ハッピーエンドすぎでしょ?
都合良すぎない?そんなに甘くないんじゃない?
途中からどんどん観る気が失せていくのを
覚えました。
話は面白い。舞台ならこれで良いのかもしれないのですが、「映画」とし...
話は面白い。舞台ならこれで良いのかもしれないのですが、「映画」としての工夫が足りないような気がしました。その反面、俳優の力量がよくわかる作品になっています。
ストリップ劇場のシーンは楽しめます。
予想より楽しめた作品です。
こういった立身出世、ストリップ劇場が絡むと、なかなか面白い作品には出逢わないのですが、面白かった映画です。
コメディではありますが、コメディに系統せず、本来の物語も維持されています。物語にコメディが融合しているからこその面白味が出てくるのです。
ちょっと芸人が多すぎるのは?ではありましたが、主役はまともでした。それもいい要因でした。
もう上映はありませんが、DVDなどが出たら観てみてください。
面白かった
こういう系の映画は初めてだったけど、意外と面白かった。
世界観に引き込まれて没頭してたらすぐエンディングを迎えたので映画が短く感じた。ストーリーがわかりやすかったのも没頭できた要因だと思う。
作品主軸のテーマを少し角度を変えて見せたら、評価が変わるかと思いますが…ブレブレと理不尽がもの凄く気になる作品です。
面白そうな設定に引かれて観賞しました。
で、感想はと言うと…正直…な感じ
もうとっ散らかりが有り過ぎて、何処から突っ込んで良いのやら…と言う感じ。
映画監督になる事を夢見て、専門学校の講師に反発して、先ずはと演劇の世界に足を踏み入れ、とある切っ掛けでストリップ劇場で前座のコントをする。
この設定は良いかと思います。
劇中でも台詞でありましたが、ビートたけしさんや萩本欽一さんが若手の頃にストリップ劇場で腕を磨いたと言う話は有名なので、そこからの成り上がりは面白そうだし、王道っぽい。
でも、いろんな細かい所にツッコミどころが多過ぎて、とっ散らかりが結構酷い。
・母親から50万もの借金をして、劇団もしくは上京の資金にするかと思いきや、自分のBARの資金に当てる。でも、そもそも50万程度でBARの開業資金には程遠いし、借金してBARの開店資金にする時点で木村の夢がブレブレ。
・木村のBARに来て、ストリップ劇場で前座の依頼をするローズが急過ぎる。
ローズが木村の公演に観に来ている等の描写が無いと"何を企んでる?"と思います。
また、ラストで実はローズと木村が一夜の情事を重ねているのがバレるがその件って要ります?
単純にローズの願いに応える木村の方がカッコ良かったんではないかな?
・舞台となる「東洋ミュージック」の踊り子のお姉さん方の踊りにやる気が無さ過ぎる。
なのに、前座のコントに"後から踊るのにやりずらい!" "誰が大勢の前で股を広げたいんや!"と文句をつけて、衣装も隠す。
プロとしてのプライドがあるならば普通は少しでも大勢のお客さんに見てもらいたいと思う筈だけど、少しでも少ない人数の方が恥をかくのには良いと言わんばかり。
少ないお客さんなら閉館もあり得るのに、その辺りのプロとしてのプライドがブレブレ。
単に文句を言いたいだけのいちゃもんつける面倒くさいベテランのお姉さんにしか見えない。
ラストであんなに盛り上がって、愛の告白もあったら、あれこそ"やりずらいわ!"の極地ではないだろうかw
あの後に脱いで股を広げられるのなら、今までのいちゃもんなんて可愛いもんですよw
・妹で東京で売れているボーカルの朋美を追いかけて来た同じバンドの男の件って要ります?
結局どうなったかも尻切れトンボだし、ブレブレ。
その他にもやべきょうすけさん演じる東洋ミュージックのオーナーの最初の登場での木村の店を壊そうとする場面もそれを止める奥さんの件りも後になんの絡みもないから意味が感じられない。
・朋美の後に照明と音響を引き受ける大麻大好きなジャマイカンもなんかよく分からん。
そもそも大麻を見せるシーンでモザイクをかけてまで見せる意味はあったんだろうか?
でも、一番のツッコミどころと言うか、根本的におかしいのは2つ。
●座長の木村は「夢は映画監督」と言いながら、映画を勉強する所も映画を撮る所の描写が全く無い。
唯一は好きな映画監督の話をしている所ぐらい。
単に芸能界で売れたいだけとしか言い様が無いくらいに気持ちが伝わらない。
最終的に皆で東京で行くのは良いが、映画監督になると言うのは後半では語られず仕舞い。
本当に映画監督になりたいのかが伝わらない。
これではこの作品の核となる部分が物凄くブレる。
役者として、座長として、この業界で生き残り、恋人の千春を幸せにすると言う気持ちから、そうなりましたなら、まだ分かるけど…
結局は若気の至りで映画監督になると言うのを軽い気持ちで言いましたぐらいにしか見えないんですよね。それに共感って出来ます?
●品川祐さん演じる売れっ子?構成作家の井手が理不尽過ぎるし、この辺りの描写って要ります?
「売れる為には仕方がない事」「芸能界はこんなもん」と言わんばかりの上から目線の理不尽で、木村がどんな失態をやらかして、それに何を井手が激怒したのかの明確な描写が無いので正直意味が分からん。
最初のとっかかりのプロットも結局フェイドアウト気味に消えてるし。
台詞だけを断片的に拾いあげても理不尽にしか受け取れないし、それを甘んじて受ける木村の不甲斐なさだけが際立って、もう意味が分からんです。
ラストの頭を下げるシーンでも、耐えかねた理不尽に"やってられっか~!"と「サラリーマン金太郎」の矢島の金ちゃんよろしくとばかりに大爆発して"お前らの力なんて借りんでも俺はやってやるわい!"と言うのならスカッともするのに、変に自分の非を無理くり作って、頭下げて、理不尽に請求された賠償金を払う。
この件に観ている人は共感出来るんだろうか?
少なくとも自分は共感も出来ないし、説明描写が少ないので理不尽に映ってブレブレの木村にも腹が立ちました。
木村が尊敬するトッフィーさん(確かこんな名前)も結局、調子が良いだけの木村の味方ではないし、周りの井手の取り巻きもイラッとくる。
もう何が言いたくて、何をしたかったんだろうか?
結局、木村自身がブレブレで、踊り子のお姉さんにも井手にも頭を下げれば良いと思っている。
勿論、理不尽な事にも頭を下げなければいけない場面は山盛りてんこ盛りにあると思うけど、これでは芸能界が変に誤解される世界に見える。
理不尽に変な理屈をつけて自身を納得しようとするのが見えて共感出来ないし、その性質が最後までこの作品に出たって所でしょうか?
どうも本質を見失ってるんですよね。最初から。
でも、良い部分もあるんですよね。
坂口涼太郎さん演じるネクラっぽい劇団員、ビーバー藤森の言動や行動、舞台の上でのキレッキレの躍りやパフォーマンスは"オゥ!"と思うモノがありますし、同じく劇団員で紅一点の赤星なんかも台詞のテンポが良い。
初日でだだスベりした芝居をあそこまで転換したコントに仕立てあげる臨機応変さと盛り上げるコントはなかなか唸るモノがあります。
…でも、それがより一層木村の映画監督への道を遠ざけているんですよねw
最終日のコントでの盛り上がりもエンタメ感があって良い。
ここまで盛り上がれたら、最初のストリップ劇場で腕を磨いたと言う件も生きて来る。
木村の恋人の千春の父親を演じる木下ほうかさんの演技と台詞の緩急なんかも良いんですよね。
良い所と結構あって、面白い要素も十分にあるのに、根本的に要らない所や間違っている所が良い部分を消している。
正直、なんだかなぁ…と言う感じで疲れました。
最初に"もう、辞めますわ"と打ち上げの席で退席していったメンバー達の選択は正しかったと思いますw
劇中で"売れたら勝ちや!"と言う台詞がありますが、それはまさしくその通り!
だからこそ、この作品は木村が映画監督のが夢!と言うのを謳わないで、「どんな境遇でも生き延びて、成り上がってやる!」と言うテーマと、理不尽な井手の描写を無くすか、きちんと井手が激怒した理由を明確にしていたら、もう少し評価は変わると思いますが如何でしょうか?
そう考えると惜しいなぁ…
あと、ちょっと気になるのは、この作品で高評価のレビューされている方々がこの作品のみの観賞とレビューしかされてないのが気になる。
勿論、きちんと観賞されて、それぞれの感想で評価されるのが悪い訳では無いんですが…ちょっと気になりました。
結構期待してた作品なので、ちょっと残念。
様々な感想の中でのあくまでも個人的な一意見として捉えて頂ければ幸いです。
安心して作品に没入できる心地よい映画
原作作家で今回初監督を務める木下半太さんの実話を元にした自伝的映画ロックンロールストリップ!公開初日に観覧。
久々に心地よい余韻に浸れる作品に出会った!
笑いあり涙あり!心地よいテンポで飽きる事なく展開が進んでゆく。
キャストはバックボーンが芸人さんやタレントさんが多く起用されているが、役者としてしっかり魅せてくれます。作品に安心して没入できた。
コロナ禍で不安も多い昨今、世の中のせいにしたり、人のせいにしたり気づかないうちに他責になっていることが多いはず。
どんな時代も人生は紆余曲折あり、苦あり楽あり、自分自身の気の持ち方が何より大切であることを思い出させてくた。
(これが実話がベースになっているというのがすごい)
人の成長を感じる・・
前半は展開が速く、正直内容が分かり難く感じましたが、
非日常的なストーリーと言う事も有り、徐々に引き込まれて行きます。
シュールな笑いもありながら、本当にあっという間の時間でした。
一般的なサラリーマンとは違う世界での物語ですが、人の成長を感じる事の出来る、
勇気を貰えるそんな映画かと思いました。
また、主演の後藤さんも前半より後半の方が演技が上手くなっている気がしました。
・・成長を感じる・・
初監督作品!
木下半太の原作小説の映像化にして、初監督作品。
原作も好きだったが、映画はキャスティングもマッチしており、予想以上に楽しめた。音楽も素晴らしい。
木下監督の、愛と夢が一杯詰まった作品。
とても初監督とは思えない「観て良かった」映画だった。
コメディ部分いらん!
売れない劇団チームKGBのポンコツ自己中座長が、ストリップ劇場の前座を通して己を見つめるヒューマンコメディ。
バイト店長レベルでBARを営みつつ劇団を運営し、夢は映像作品をつくることという主人公。
仰けの劇団演技を否定する劇団演技な講師に始まり、バーテンダーをバーテンと呼ぶ偉そうな男とか、狙っているのか本気なのか良くわからないレベルのつくりに、あーこの座長が映像作品つくっても多分この作品レベルかなという印象を受ける。
ヒューマンコメディだけど、コメディ部分が全然面白くないしね。
何故こんなヤツに情を持つ人が?というベタなダメ野郎に、売れないストリッパーの支離滅裂なプライドと、何故折れるのか判らない支援者とのやり取り。
それっぽいけど、ロックというより浪花節?
オチのエンタメ感は良かったし、全てはそこへの布石と言われたらそうだけど、もうちょっと響かせるストーリーだったり主人公であって欲しかった。
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