「平和な世の中にならないもんかな」ザ・レポート Tetさんの映画レビュー(感想・評価)
平和な世の中にならないもんかな
9.11のテロが発端のCIAの強化尋問プログラム(拷問)の隠蔽事件。
憎むべきはテロ行為。
国民としてはテロを阻止して安心して暮らしたい。
テロで大切な人を失った人達はテロリストを許せない。
尋問を行った人達はそれぞれの正義があったのか無かったのか?
行き過ぎた行為と分かった上で、立場を守る為に隠蔽したCIAに正義はあったのか?
モヤモヤします。
テロ行為にしたって、元を正せば数千年前から続く民族、宗教戦争の成れの果て。
武力で攻撃しようが制圧しようが、根本的解決にはなりません。
アメリカは、過ちを認められる他国の見本となる法治国家である!
みたいな感じで締め括ってけど、そもそもあんた達ネイティブアメリカンの土地を武力で制圧して占領したんだよね?
この手の映画を観る度に、いつもそう思ってしまう。
とは言え調査官の一個人の正義?を貫く姿勢には感銘しました。
それにしてもstar warsのカイロ・レン役で初めて観た時は、「何だこのマヌケ面は!」とガッカリしたもんですが、その他の役のアダム・ドライバーは好きです。
ここ最近のstar wars切っ掛け役者では、1番潰しが効く役者じゃ無いのかなぁ?
違いますか?そうですか。
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