劇場公開日 2020年12月25日

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「とっても綺麗な絵作りのアニメだけど〜」ジョゼと虎と魚たち(2020・アニメ版) 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5とっても綺麗な絵作りのアニメだけど〜

2021年1月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

難しい

生活費を切り詰めて夢のために頑張ってる爽やか青年恒夫。

車椅子の我儘娘のジョゼ。
最初の方はジョゼの我儘にイライラさせられるけど

どんどん前向きに変わって行く姿は
観ていて楽しいです。

まあ、最後は結構良い話で終わってるので

あんまり苦しいものは苦手な人にはお薦めです。

最近の若い俳優さんはみんな達者ですね。
声を当ててる中川大志も清原果耶も上手かったです。
清原果耶の大阪言葉も、今時の若い子は
そんなにコテコテな喋り方はしないので

まあ、こんなもんでしょう。


で、月に8回ほど映画館に通う
中途半端な映画好きとしては

車椅子で生活する人がみんな良い人である必要もないので

少々いじけたジョゼの気持ちも解らなくもない。
ただ、相手になる恒夫があまりに良い人過ぎて
ちょっと逆に白ける〜〜いかにも作り物。
まあ、作り物だけど〜〜

田辺聖子氏の原作は未読だけど
、
これ以外の小説は何冊か読んでいて
原作から随分改編されているんだろうな〜〜
と言うのは想像できます。
そもそもこんなキラキラした話を書く人では無いから。
このアニメに感動して原作を読む若い人は

たぶんがっかりするかも〜〜

でも、 大阪界隈に馴染みのある人には
観たことのある景色ばかりでちょっと楽しいですよ。

星のナターシャ
もりのいぶきさんのコメント
2021年1月27日

星のナターシャさん、お邪魔します。

>原作から随分改編されているんだろうな〜〜
はい。
>そもそもこんなキラキラした話を書く人では無いから。
はい。
>このアニメに感動して原作を読む若い人は…
はい。

原作の骨格を使って焼き直した「別作品」
と思えば良いのかも  そんな気がしています。

実写版は見たことが無いのですが
おそらく、
原作を中心として反対側に位置する内容ではないだろうか
などと予想しています。

もりのいぶき