「安い演出要らぬカメラの動き」ジョゼと虎と魚たち(2020・アニメ版) 都会の男さんの映画レビュー(感想・評価)
安い演出要らぬカメラの動き
デジタルパンやら要らぬブレと別段演出に結びつくでもない被写界深度いじりのせいで、折角の美術が勿体ない。引きの構図も変な前景が入り一つも決まらず残念。
話も演出も浅く、心情描写演出は皆無。恋愛映画の構図に成らず。
音楽も聴きたかったジャズが3秒で雪のように消えた。
最後の紙芝居のシーンは全く映画的でない。
その代わり予告編の出来は良いと思う。凄くシネスコ感が伝わってくるし、最後にジャズを流すセンスも褒められる。
本編はクリスマスに楽しみにしていた分余計にショック。四畳半襖の裏張りか愛のコリーダの方がデート映画に最適だったか、こな畜生。
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