「すんごく綺麗で素敵なアニメ」ジョゼと虎と魚たち(2020・アニメ版) バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)
すんごく綺麗で素敵なアニメ
TIFF2020にて鑑賞。
2003年の実写版。リアルタイムで観た世代です。
あの作品は大好きな作品ですから、本作品、観たいような観たくないような、、。
でも、好きな女優さんがジョゼ役ってのもあり(笑)観ますわな!
アニメ作品としてはとってもとっても綺麗で、優しい絵本のような、
水彩を意識されたような色使いがよいです。
絵本のような、、、は意図的な演出だとは
思います、ストーリー的に素晴らしかったです。
お話としては今風に良いアレンジができてると思います。
多分、あくまで僕の推測ですが、多くの方々向けに作られたかなー?って思います。
それほど見やすい内容です。
清原さんの演技もあり(なんでもできちゃう方なんだなぁ)、ジョゼは十分キュートでしたしね!
ご家族、友人、恋人同士どんな方と一緒でも楽しめます!
エンドロール終わり切るまで帰ってはいけませんよ。
さて、やっぱり実写版と比べてしまう自分がいちゃいます。
監督の解釈でどうしても違いが出ちゃいますし、
実写版ファンなら賛否分かれるかも?です。
僕は実写版大好きですが、この作品もジョゼだと思いますし、
作品の世界は充分伝えられていると思います。
ただ、一点言わせていただければ、
なぜにジョゼは性格が悪い感じに
なってしまったか?の背景は語ってほしかったかな。
過去ですね。つまり。
それがわかるからこそ、よりジョゼの気持ちが浮かびあがるんじゃないかなー?
彼女の幸福感とはなんなんだ?
ってとこ、触れてほしかったなって・・・。
爽やか作品です!
コメントする