「黒竜江省には行ったことあります」血筋 ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
黒竜江省には行ったことあります
中国の朝鮮族として生まれて日本に移住した監督とその家族がとても興味深くて引き込まれてしまいました。現代になっても家父長制が強く残っているんですね。
アボジは作品のキャラクター的にはめちゃくちゃ面白いけど、実父だったら嫌だなあ。“血と骨”みたいですね。それに家父長制のやりたい放題が本当に無理で監督に同情してしまいました。中国は韓国より家父長制が強くないと聞きましたが実際はどうなんでしょうね。
中国も韓国も近いとはいえ、やはり日本とは違いますね。監督も大変な葛藤があったと思います。私は中国の朝鮮族が住む黒竜江省に行ったことありますが、モンゴル族や他の少数民族も住んでましたよ。過去には清王朝が支配していましたし、国家(国境)ってなんなんでしょうね。
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