「人間らしさ」血筋 クサンチッペさんの映画レビュー(感想・評価)
人間らしさ
登場する親族の感情的になりながら何も飾らないありのままの気持ちを引き出した、監督の真逆なまでの感情を殺した穏やかな声が印象に残る。どんな親であろうと血のつながりは否めず、憎みたくとも憎めず、否定したくとも否定できない血の繋がり。当事者でありながら客観視して綴るこのドキュメントは一見の価値があると思う。
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登場する親族の感情的になりながら何も飾らないありのままの気持ちを引き出した、監督の真逆なまでの感情を殺した穏やかな声が印象に残る。どんな親であろうと血のつながりは否めず、憎みたくとも憎めず、否定したくとも否定できない血の繋がり。当事者でありながら客観視して綴るこのドキュメントは一見の価値があると思う。