「新興宗教にどっぷり」星の子　あゆさんの映画レビュー（感想・評価）

ちひろが思春期を迎え自分の親や宗教を周りから変な目で見られていると気づいても、病弱だった自分のせいなんだと自分を責める姿が痛々しい。それとは対照的に5歳上の姉は家が嫌で両親と妹を捨て家を出て行く姿は潔いとも言える。そして叔父夫妻がちひろの進学を期に面倒をみる提案をするなど良い人すぎてびっくりした。両親の信仰する宗教に娘までが自分の意思とは関係なく巻き込まれていくのはやはり腑に落ちない。ラストはご想像にお任せエンドか…