「宗教を題材にしてるわりには過激なシーンはほとんどなく、宗教に対して...」星の子 あかね、さんの映画レビュー(感想・評価)
宗教を題材にしてるわりには過激なシーンはほとんどなく、宗教に対して...
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宗教を題材にしてるわりには過激なシーンはほとんどなく、宗教に対して是非を問うこともなく、終始穏やかに進行していくのが逆にゾワゾワする。
今まで当たり前に信じてたものが揺らいで戸惑う感じ、薄々気付いてた世間とのギャップに傷付く感じ、そういうものが直接的なセリフじゃなくて表情や空気感でうまく表現されてると思う。
昇子さんの出番少ないのに完全にスピリチュアルの世界の住人というか、あーこの人には何言っても無駄だなって思わせる雰囲気が出ててすごい。
正直これで終わり?とは思ったけど寄り添って星を眺めるなんて相当仲が良い家族じゃないとできないしそれがまた悲しいとも思えるし、逃げ道を塞がれてるような不気味さも感じるし、全体を通してちひろが何も語らないからいろいろ想像が広がる。
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