「ちひろ(芦田愛菜)は生まれながらに病弱だった。 この子の病気を治したい一心で両親(永瀬正敏、原田知世) は統一教会のような新興宗教にのめりこんでいく。」星の子 ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
ちひろ(芦田愛菜)は生まれながらに病弱だった。 この子の病気を治したい一心で両親(永瀬正敏、原田知世) は統一教会のような新興宗教にのめりこんでいく。
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動画配信で映画「星の子」を見た。
2020年製作/110分/G/日本
配給:東京テアトル、ヨアケ
劇場公開日:2020年10月9日
芦田愛菜
岡田将生
大友康平
高良健吾
黒木華
蒔田彩珠
新音
田村飛呂人
永瀬正敏
原田知世
ちひろ(芦田愛菜)は生まれながらに病弱だった。
この子の病気を治したい一心で両親(永瀬正敏、原田知世)
は統一教会のような新興宗教にのめりこんでいく。
高額のペットボトルの水を買い求める。
それを頭からかぶると風邪をひかないと信じている父と母。
母親の兄である雄三おじさん(大友康平)はふたりの目を覚まさせようと
苦労するが、それもかなわない。
ちひろが小学5年生のときに16才の姉(蒔田彩珠)は家を出て行ってしまった。
彼女はそれ以来家に戻ることは一度もなかった。
ある日ちひろが憧れる男性教師(岡田将生)に公園での両親の奇行を見られてしまった。
「何やってんだあいつら、完全に狂ってるな」とまで言われてしまう。
ちひろはとてもショックを受けてしまう。
この家族はいったいどうなってしまうのかと心配になってくる。
宗教施設での泊りがけの集会で3人の親子は空を見上げ、
星を見ている。
そのまま終劇となる。
脚本がとてもいい。
飽きたりつまらないと感じる部分が全くない。
脇役の人たちの会話も無駄がなく、
セリフにもすべてちゃんと意味があるように感じる。
原作は芥川賞作家の今村夏子。
同じ原作者の作品を映画化した「こちらあみ子」も見てみたいと思った。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
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