「何を信じるか」星の子 Cさんの映画レビュー(感想・評価)
何を信じるか
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信仰宗教というタブーになりそうな作品をしっかり描いた一本だなぁという印象。
大人数で赤ちゃんから高齢者まで数日の研修をうけるけど、説教は大掛かりなのに食事はいつも冷えた質素なものばかり。
宇宙から送られてきたとかいう水を信じている家族、
儀式や集会に忙しくなってしまうからなのか、
ちひろの父が仕事をしている様子も、母が細々と家事や食事をする様子は見られない、
食欲がないと、一言我が子が言えば「じゃぁこの水だな!」と頭から水をかぶせようとする親。
それで体が冷え、余計に具合いを悪くしていて本末転倒だなと感じる。
宗教から引き離そうとしてくれる親戚もいて、なんとももどかしさは伝わる。
だって、法を犯してるわけでも誰かに迷惑をかけているわけでもないからね。
信じていく、とはなんなのか、
流れ星が見えるフリをすればいいのか、
正直に見えないものは見えないと言えるか、
見えないと言った後、じゃぁ自分は何に頼ってすがって生きていくべきか、
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