「宗教に属していると、こんな感じなんだろうなぁという場面が出て来て、...」星の子 Donguriさんの映画レビュー(感想・評価)
宗教に属していると、こんな感じなんだろうなぁという場面が出て来て、...
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宗教に属していると、こんな感じなんだろうなぁという場面が出て来て、僕のように何事にも疑り深くなるタイプの人間にはどれも異様に見えてしまっていた。
主人公はそこから脱出するチャンスが何回か訪れるが、結局は家族を見捨てられずに拒んでしまう。大丈夫か、この子は。将来そのままでいいのかと途中から僕も親戚であるかのように心配になってしまった。
結局、彼女はどうなってしまうのか――。
その答えは提示されず、ラストシーンは「そこで終わりかよ!」という肩すかしを食らったまま終わった。
いや、それだけ主人公の未来が気になって仕方なくなっていたのだろう。お願いだ、その先を見せてくれ。失踪した姉のその後も気になるよ。てっきり後半で再会するだろうと期待していたのに……ああ、なんてことだ。
個人的にはそのような消化不良はあるものの、もっと先の展開を観たいと渇望していたことからも結構ハマッて観ていたのは確かである。
それだけ役者たちの演技が素晴らしかったし、すっかり作品の世界観に入り込めていた。
でも、個人的には、もうちょっと観ていたかったなぁー……。
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