「自分が恥ずかしい」星の子 日高雄介さんの映画レビュー(感想・評価)
自分が恥ずかしい
こういう作品は、私みたいな新興宗教マニアにしか刺さらないと思ったんですが、意外と皆さんそうでもないっすね…。
家族愛を描いた作品とも見れますが…私は、今作のテーマは「被差別者の悲しみ」と受け取りました。
何ひとつ悪い事してないのに、ゲイに生まれた、黒人に生まれた、親が朝鮮半島に生まれた、被差別部落に生まれた、カルトを信じた、
ただそれだけで阻害される人々の悲しみを描いた映画かと。胸が痛みます。
しかし、だ。
そんな私も、幸福の科学が作ってるトンチキ映画を毎回観てはゲラゲラ笑ってる訳ですよ。だって笑うじゃんあんなの観たら。
あなた、隣家にカルト越してきたら、いくら善良な一家でも怯えるでしょ?あるいは笑うでしょ?本当にクズだな俺は!
ラストシーンで、最後ギリギリまで星が流れないのが胸に刺さります。未来はどっちだ?
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