「信じる者は救われるって、風邪引いてんじゃん!」星の子 さんにん@㌦㌦さんの映画レビュー(感想・評価)
信じる者は救われるって、風邪引いてんじゃん!
宗教・信仰の自由は否定しないけど、勝手にやっててという陳腐な内容。教祖とか、絶対神とか、普及活動的な内容ではないのが救いだが、インパクトにかけ、豪華キャストゆえに勿体ない。
思春期の少女役の芦田愛菜は同年代というのもあって、狭い視野の中での葛藤や機微をうまく表現しているとは言えるが、ストーリーに起伏がないため、埋没している感が否めない。
まあ、水は大事だし、藁をも掴みたい親からすれば信仰に傾倒するのもわからなくもないが、まずは病院いって様子見なきゃでしょ。
結局、父親風邪引いてるんじゃあね。流れ星を親子三人同時で見ることで信仰心を保とうというオチでは観客は救われないよ。
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