「肉ではなくしっかり人間が主役」フード・ラック!食運 omoroさんの映画レビュー(感想・評価)
肉ではなくしっかり人間が主役
肉が主役!的なのは方便で、しっかり人間が主役の映画でした。ものを作ることとはどういうことか、愛とは何かいについての作品。ベタなストーリーとベタな演技も、手間をかけて気持ちを込めて丁寧に作り上げる事で、こんな仕上がりになるというのを体現してる。
様々な要素が最後に収斂していくのはまさに映画!って感じです。肉焼きシーンにめちゃくちゃ時間を割くアンバランスさの上に映画としてしっかり成立させててマジで空前絶後の作品になってると思うし狙ってできるものではない。肉シーンのEXILE NAOTOの所作がいちいち最高で何度でも観たい。
たぶん監督にめちゃくちゃ指導されたんだろうなー。クリエーターのエゴやクセが炸裂してる作品は一か八か的な部分はあるけどハマった時の爆発力はすごい。
いただきます!っていいですよね。
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