「春馬さんに拍手」ブレイブ 群青戦記 k _さんの映画レビュー(感想・評価)
春馬さんに拍手
私は原作も読んでいないし、
赤ペン先生の予告を見たことくらいしか事前準備はしていなかったですが、序盤からあまりにもグロシーンが多く驚いた。
待って待って、ゾンビ映画でしたっけ??と疑ってしまったくらいに生々しく、グロが得意でない私にはハードで、
かなりエネルギーを消耗した。
他の方のレビューも読み、共感した部分として
ありえない設定であることは大前提だけど、
校舎ごと消えた現実世界はどうなっているのかが知りたかったかな。。
戦に行くのにこの人はなぜ甲冑着がない?背中の備え甘すぎない?
矢とか持って行ったのに一切使わず放り投げたぞ??
などなど、
ツッコミどころが満載。
おそらく原作漫画のいいとこ取りをした結果がこうなんだろうな、と感じた。
ある意味、漫画が読みたくなった。
大体原作が漫画の場合、漫画を上回る映画は作れない。
と個人的には思うが、
これは原作の漫画ファンなら楽しめたのだろうか……?
鈴木伸之は高校生厳しくないか?と思ったが、
なかなかハマり役だった。
ただ、
彼は死ななくてもよかった気がする……。
この映画を楽しむポイントしては三浦春馬の芝居を見ること。
彼がスクリーンに現れると引き締まる。
どんなにありえない設定でも、
彼はちゃんとそこに生きていて、見応えがある。
ずっと稽古に励んでいた殺陣のアクションも素晴らしかった。
またこの世から去ってしまう役だったのは、
残念で仕方がなかった。。
過去作を振り返っても、いつも、命の大切さや尊さを伝えながらも、いなくなっていく役を彼は演じている気がする。
なんでかなー…と、また悲しくなった。
鈴木仁、渡邊圭祐、アミューズの後輩たちが沢山出演していたのが目立った。
アミューズといえば三浦春馬、佐藤健、だったが、
次の世代は彼らに託されているのかもしれない。
個人的には、山崎紘菜さんの今後の活躍に期待しています。
モンハンの実写映画予告でも見かけたし、
元々モデルさんだけれど、最近よくお芝居を拝見している。
彼女は戦うのが好きなのかしら?と思いながら
陰ながら応援しています。