21ブリッジのレビュー・感想・評価
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橋の封鎖はあまり関係ないですな
マンハッタンの橋を封鎖してのサスペンスアクションかと思いきや、実はそんなでもなく普通のポリスアクションでした。
しかし、さらにストーリー展開はよくあるやつで申し訳ないが、この手のパターンは、見飽きたというところが正直なところ。
オープニングの銃撃戦は迫力あったがそのあとは、なんかよく分からない展開でしりつぼみだった。
チャドウィックポーズマンの遺作とあってか評価高めなレヴューが多めだがオイラにはビビッと来なかった。
シリーズ化できるのに惜しい
久しぶりに硬派な「クライムサスペンス」観ました‼️
良かったです。良かったです。
N.Yマンハッタン島に架かる21の橋を封鎖して、殺人犯を追い詰めるというメチャメチャ面白い設定です。
しかも主演は「チャドウィック・ボーズマン」さん。
本作ではありせんが、アカデミー主演男優賞最有力です。
展開が早くテキパキとしたスピード感が心地よく、社会派の側面も。
しかも本作は、シリーズ化できそうな位、キャラが立っていました。
本当に残念です。
誰にも言わずに、闘病しながらの撮影だったそうです。
毎日、笑顔で撮影現場に現れ、かつ生真面目な役作りへのアプローチなど、ブラックパンサーの続編なども.きっと楽しめたと思います。
マンハッン・ロックダウン
『ニューヨーク親切なロシア料理』のレビューにも書いた通り、こちらでもネイティブの「マンハッン」という発音をいやというほど聴けた。やっぱり“t”は発音しないんだよな・・・などと考えていたら、いきなりの銃撃戦。この序盤の銃アクションにとにかく圧倒された。音楽無し、パトカーのサイレンもなし、ひたすら怒涛の銃声が響いてくる。
警察官である父親が銃弾に倒れた過去を持つアンドレ・デイビス刑事(ボーズマン)。内務調査室の取り調べを受けるほど犯人射殺が多い刑事なのだが、今回は警官殺しが絡んでいるため重大な局面に立たされる。85分署の麻薬班バーンズとコンビを組まされ、マンハッタン島の封鎖を行うが、行く先々で早まった警官が撃たれるという悲惨な展開。いや待て。どうしてこうも容疑者たちが次々と・・・と、疑問を投げかけられる。
息つく暇もないくらいに、犯人を追いつめていくアクションのシークエンスや、ビデオ映像や交渉人のごとく関係者を心理的に誘導するテクニックに舌を巻きながら、アンドレの正義感の真髄に驚いてしまった。単なる暴力刑事なんかではない。今までのアウトロー刑事のクライムアクションを覆すかのような展開を見せてくれた。まぁ、汚職という点ではありきたりなのだが・・・
2020年に亡くなったチャドウィック・ボーズマン。多分この映画の撮影中も化学療法を続けていたのだろう。終盤になってJ・K・シモンズと対峙したときの声がかすれていた気がしたのですが、この声を聞いて涙が溢れてきました。
尚、エンドロールでキャスト欄にビビアン・リーという人を発見したのですが、どんな女優さんなのだろう?気になる・・・
チャドウィック・ボーズマンの勇姿を目に焼き付ける
わたしはチャドウィック・ボーズマンの姿をMCUでしか見ていない。彼の死を悼むにはいささか資格が足りないという忸怩たる思いもあるが、それでもその姿は、特に『ブラックパンサー』で目に焼きついている。だから、この映画も見てみようと思った。
ただ、映画の出来は正直に言ってそれほど満足のいくものではなかった。いや、だって21本の橋を封鎖するんだよ? 邦画ならレインボーブリッジ1本封鎖しても大騒ぎなのに、マンハッタンを文字どおり陸の孤島にするってどんな規模だよ、と思ったのに、そっちはほんのちょっと触れた程度で終わりなんだもん。
で、話は結局よくある警官汚職もので終わりだし。分署ひとつでまるっと汚職してました、署長もグルです、っていうところがちょっと見どころかなって程度で。うーん。。
チャドウィック・ボーズマンの演技は真に迫ってリアルだったので、なおさら惜しい気がした。正義を行うのに揺ぎがあってはならない、とでもいうように、ブレずにまっすぐ追い詰めていく姿は、立ち居振る舞いの端正さも相俟ってただただ美しい。実際、ストーリーの展開上ほぼ全編何かを追い続ける構成になっていて、その間銃撃もあればアクションもあり、駆け引きもあり、という、なんとも見せ場の多い構成にはなっていて、それは楽しめたのだけど。
なお、テリー・サバラス似の渋いおっさんがいると思ったらJKシモンズだったよ。あの口ヒゲがないと誰だか分かんない。
ちょっと予想と違った
21ブリッジのタイトルがそんなにフィーチャーされていないような気がした。
またセンス無い邦題かと思いきや原題だった。
1年前に観たブラック&ブルーの豪華アクション版っていう内容。
マンハッタン封鎖!
21の橋を完全封鎖するんだ、すげーや、と思ってマーシャルロー的なものを期待してたらそっちじゃなかった。
もうJKシモンズの出落ち感が予想的中。
最初の強盗入ったところに警察が来たところから敵は警察だと誰しも思っただろうけど、容赦なく警官殺していく犯人二人が善人に見えてくる不思議。
しかも片方は主役させても影が薄いテイラーキッシュと来たもんだ。
応援したくなるよね。
犯人のバディ愛がなんか悲哀を帯びて見えてきてた。
途中あっけなく死んでしまって残念な気すらしてきた。
ポリコレかなんか知らないけど、
主役とその相棒、犯人、FBI、犯人のボス、とあまりもの黒人と白人の組み合わせすぎて逆に違和感が。
最初は警察と悪の犯罪組織がマンハッタン中を駆け抜けてアクションするものと思ってたら、犯人の小物感と警察の犯罪というかなりインナーの話だった。
一番解せないのがFB I。
お前もなのか?
しかもアホすぎないか?
突っ込みどころはあったけど全体的にいいテンポで進んで十分楽しめた。
主役の人、たしかもう亡くなっているんだよね。残念です。ブラックパンサーも好きだったのに。
「21ブリッジ」以外に適切なタイトルはなかったのかな?
21ブリッジという言葉に、例えばマンハッタンの代名詞的な意味がある
なんてことがあったりするかもしれないけど、
直接的に橋の封鎖が関係しなかったところは意味不明。
“封鎖”って言葉に得も言われぬ緊迫した状況を想像したんだけど・・・
どちらかと言うと、殺るか殺られるかの緊迫感がこの映画の売りかな。
派手な銃撃戦だったり、銃口を向け合っての説得交渉だったり。
それ以外、特に意外な展開もなく、想像の範囲を超えない内容です。
たぶん「この人、裏がありそうだな」と思ったら、そのまんまです。
テンポはいいし、決して後味は悪くないし、その代わり余韻も残らないので
軽~い気持ちで観るのがちょうどいいんじゃないかな。
多くの人にとって「最高に面白かった」とか、「観て損した」とか、
極端な評価にはならないだろう無難な作品だと思います。
なかなかの良作でした
21本の橋を全て封鎖し、さらにはその後いくつかの封鎖を行ってましたが、実際そんなにパトカーがあるのかどうかが気になってしまいました。85分署があるくらいだから1から100くらいまでの分署があるんですかね。
去年の「ブラックアンドブルー」と同じような話でしたが、緊迫感という意味では圧倒的に上でした。何かの特集で黒幕が誰かを知ってしまったのでがっかりした気持ちで鑑賞に臨んだものの、初めからバレバレの怪しい雰囲気丸出しなので知ってても知らなくても大丈夫でした。そこはもうちょっとサスペンスを引っ張ってほしかったなぁ。
ラストで駆け付けた警官たちが85分署だったらどうするんだよ!とヒヤヒヤしたのですが、そこもあっさりでしたね。
骨太な描写の良作に星4つ、詰めの甘さに-1、チャドウィック・ボーズマンに星1つを捧げてトータル星4つです。
ずっと面白い100分間
このくらいの長さでずっと練られた脚本で一直線に進む映画はあるようでなくて、だからありがたく観賞しました。
緊張感ある脚本だから力を抜いて楽しむ映画。
主人公にミステリアスさがあればもっと化けた映画になったかも。
警察物の傑作です。遺作なのが泣けました。
想定外の傑作です。
公開中にたくさんの人に是非見て欲しいです。
チャドウィック・ボーズマンの遺作です。
命をかけた最後の演技に感動しました。
やつれてはいますが、目は輝いていました。
オススメです。
脚本も演出も音楽ももちろん演技も最高でした。
良くありそうな話ではあるけれど
捻りはないので普通の人なら
すぐに何となく分かってしまう内容ではあります
警察に対しての不満からの
ネガティブキャンペーンの様な印象を受ける
映画な気がします
迫力もあり時間を感じさせない映画です
1900円で観るか?と言われると悩む感じです
Netflixなどに上がっていたら面白い!!
と思いますが劇場値段だとコスパが悪い
auマンデー値段なら満足でした
【「自分を騙そうとするものなどいない」】
チャドウィック・ボーズマンの遺作になるのだろうか。
この作品のチャドウィック・ボーズマンは、やはり、痩せて、やつれたように見える。
映画は、ある事件をきっかけに、ニューヨーク市警の闇を斬るサスペンスアクションだ。
でも、ちょっとありがちなストーリーかもしれない。
(以下ネタバレ)
僕が一番痺れたのは、逃走を図る二人が、金額の確認は必要ないのかと尋ねた時に、資金洗浄のプロが言う、
「自分を騙そうとするものなど(この世界には)いない」
という、静寂だが迫力満点のセリフだ。
これは、この登場人物の人物背景を完璧に物語るセリフで、僕は名台詞として推したいと思う。
チャドウィック・ボーズマンに合掌。
ブラックパンサーとして、まだ、活躍して欲しかったのもあるが、マッチョとは違うヒーロー像を提示したカッコいい俳優さんだと思う。
本当に残念。
最も憎まれながらする仕事
マンハッタン島を閉鎖する話
とても面白い映画でした。
主演のチャドウィック・ボーズマンが亡くなってしまったことが悔やまれます。
まだまだこれからの役者さんだったのにとても残念です。
本作には病の体を押して撮影に挑んだボーズマンの悲壮感や執念みたいなものが焼き付いていたように思う。
大傑作とまではいかないが大満足でした。
一晩の物語なので時間との闘いでドキドキ。主人公と犯人そして85分署のチェイスでハラハラ。
退屈する暇がない。
冒頭の麻薬強奪シーンからいい雰囲気。
強盗二人の佇まいや銃の構え、連携がかっこいい。まだ何者か分からないはずなのだけれど確実に軍人だろうと思わせる所作。いいですすね。
主人公ら市警の捜査能力の高さや包囲網の速さ、ジワジワ追い詰めていく過程も見ごたえある。
そして発見後からの逃亡と追跡シーンなんかは臨場感たっぷりでしたね、路地、倉庫、厨房、ホテル、全力で逃げる犯人と追う主人公、こう言うのが見たかったんですよ!最高!
犯人、主人公、85分署、それぞれの思惑が絡んでいてそれぞれに魅力的だった。
ラストも考えさせられる、悪とはなんだっとのか。
主人公はコップキラーキラー(警官殺し殺し)のはずだったけれど、この事件では・・・
一昔前までの犯罪=悪 警察=正義みたいな安直な話ではないのでちょっとすっきりしないけれど、一方的な見方ではないところに深味があるし現代的でした。
あんまり宣伝されてないし知名度はいまいちだけれど面白かったな~って思える映画に出会うと嬉しいですよね。
犯罪者VS警官系の映画だと「ザ・アウトロー」を見た時に感じた高揚感ですね。
本作「21ブリッジ」は夜、「ザ・アウトロー」は昼のシーンが多いので正反対だけれどどこか共通点があるように感じました。
数年後にTVとかで放送してもらいたいな~
自分が子どもの頃、「ダイハード」とか「ダーティーハリー」「リーサルウェポン」を見て映画面白いって感じた様に今の子どもにも感じてほしい、映画を好きになってほしいと思いました。
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劇中セリフより
「貴方たちはその他の7人だ」
銃を撃つ勇気は誰もが持てるわけではない。
撃てない事は悪い事じゃないと思うのは私が平和ボケしているからなのだろうか。
とてもよかった
マンハッタン島を封鎖だと即決断、即実行するのがかっこいい。それに比べると日本は即断も実行も何もかも後手後手で情けなくなる。警察が腐敗して主人公が苦労するのはいつものパターンでまたこれか~みたいなところではあるのだけど、そこに警察の貧困が根差しているとの主張は、はっとなる。しかもシングルマザーが積極的に腐敗しているのは切ない。犯人もまた貧困であがいていてみんながみんな気の毒だ。
なるほど、リメイクなんですね。
F局の大ヒットドラマの映画化の一番の稼いだ作品をリメイクしたんですね。宣伝の仕方が違うので、観るまで思い出さないわょ。話題になったのが数年前なので、記憶の隅に行ってましたょ。
内容は、断然、コチラですね♪
意外に淡々と進むのに、ビックリしますが、パーツが集まると、クライマックスになるので、観終わると爽快です♪
サスペンス映画の正統進化
よくあるサスペンス映画を上手く進化させています。まずチャドウィックボーズマンのアクションシーンがかっこいい。犯人を追跡するシーンをより面白くさせています。
また上映時間は短いですが、結構情報量は豊富でわかりやすい。サスペンス映画はいくつも観ていますが、その中でも上位に位置する作品です。
残念な点はバーンズ役の女性。テンポの良い話の流れを何度か崩してしまっています。
最後に上手くまとめようとしていますが、ちょっと無理がある仕上がりになってしまいます。
橋どこいった橋
チャドウィック・ボーズマンさん
安らかに...。
病気を患いながら撮影したとは思えないほどの
アクション。
めちゃくちゃ走ってますやん...。
顔が心なしかコケてるような気も...。
今回は主演は勿論プロデュースもされたらしく
これが見納めと思うと寂しいです...。
ワカンダフォーエバー。
内容的にはどんでん返しありそうでなかった
刑事もの。
予想つくてか序盤でまさか?
って思ったことがそのままで
もうひとつどんでん返しあるかなー?
と思ったらなくてそのまま終わる感じ
でも決してつまらないとかでなく
あっという間の99分間でした
映画タイトル違う方が良かったような...。
チャドウィック・ボーズマンが
動いてるだけで泣けるし
たまらなく...ほんとなんか言葉にならない
陛下ありがとうございました。
ワカンダフォーエバー
ハリウッドのドンパチ刑事ものとしては出色の作品
シネコンの中では小さなスクリーンでの上映でおまけに観客も少なかったが、とても見応えのある映画である。ストーリーもいいし、カメラワークもいい。冒頭で主人公が幼い頃に警官だった父親が3人組の男に殺されたことがわかり、その次の監察官による調査のシーンでは大人になった主人公が父親と同じ警察官になったことと、発砲についての主人公の考え方がわかる。この時点で主人公に対してある程度の感情移入をすることになる。次の興味は現場での主人公がどのような銃の使い方をするかということになる。
そして事件が始まると、そこからはハリウッド得意のアクションシーンが楽しめる。展開がスピーディでテンポがいいから終盤まで一気に進む感じだ。ちょっと新しいと思ったのが、現場の刑事が管理本部と自動通信でリアルタイムに繋がったりすることで、そういえばアメリカの警官は小型カメラを身に着けているから、カメラに通信を繋げておけば本部は報告なしで指示ができる。いまはまだ録画だけだが、そのうちにリアルタイムの通信で本部に保存されるようになりそうだ。事件解決にも役立ちそうだが、警官の執務態度も向上するかもしれない。
という訳で、ハイテクもありつつも最後は主人公の知力と身体能力が物を言うという王道の決着だが、事件が解決してもアメリカの警察官の置かれた状況についての問題は少しも解決しないというモヤモヤが残る。それを主人公と共有するラストシーンがいい。ハリウッドのドンパチ刑事ものとしては出色の作品だと思う。
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