「過剰摂取」ジョン・F・ドノヴァンの死と生 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
過剰摂取
2006年ニューヨークの自宅でTVのアイドルジョン・Fドノヴァンが死んだ。
彼が死ぬまでの5年間、文通友達で当時11歳の少年だったルパートが、2017年に当時のジョンのことと自身のことを記者に語る体でみせていく話。
ジョンとの物語と、ルパートの物語の二つが行ったり来たりしながら語られて行く展開で、ジョンのパートは手紙に書かれていたことと言う割にはやけに詳細が語られていて、子供に判る内容という割には男娼がどうたら言っちゃうし、登場人物がヌメ~ッと言いたいことを言ってるばかりで物語というほどのものを感じず何が言いたいのか良くわからない。
一応ラストで補完した感じだったけど。
更には、自殺か事故か、あるいは事件か何て謳い文句が踊っているけれど、その辺は結構どうでも良い感じだし。
当時のルパート少年の物語は寂しさとか健気さとかが感じられてなかなか面白かったけど、それだけかな。
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