「スカーレットのためのヨハンソンな作品」ブラック・ウィドウ シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
スカーレットのためのヨハンソンな作品
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ヒーローものと言うより、昔の007みたいなスパイ映画で、主人公が旧ソ連時代に作られた女性だけの洗脳暗殺集団レッドルーム出身と言う設定からして嬉しくなってきます。かつての仲間との死闘を縦軸に、家族のあり方を横軸にブラック・ウィドウの過去と苦悩を描くことで、MCUから独立した世界観が魅力的です。スカーレット・ヨハンソンは相変わらず美しく魅力的で、複雑な役をうまくこなしているけどキャラとしては一本調子で、生意気な妹キャラのフローレンス・ピューの方が儲け役ですね。続編も作れそうだけど、エンドロール後のエピソードからして、彼女の出演作としては、これが打ち止めと言うのが男気があっていい感じです。
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