「エレーナ可愛い!!!!」ブラック・ウィドウ ばぶさんの映画レビュー(感想・評価)
エレーナ可愛い!!!!
一切予告も前情報も見ずに臨んだ鑑賞。
時間軸がCW〜IW間と分かり納得。
冒頭のすごい髪色をした子供に釘付け笑
妹がいるのが分かったあたりで、「ああ、このあと敵対か共闘すんだろうな」と察しはついたが、タスクマスターの中身までは気づけなかった。
原作、というかコミックでは筋骨隆々の男の役を若い女性が演じているのは好感触。
とくにキャプテンマーベル以降、男より女の方が肉体的アクション的に活躍する作品が多くなってきているあたり、時代の移り変わりをまざまざと感じる。
これが20年前だったら、タスキーは男が演じてたし、そもそもウィドウの映画自体作られなかっただろう。
元々MARVELは女性の活躍が数多いシリーズではあるけれども、今作ではとくにその印象が強い。
敵も味方もほとんど女性。同性としては嬉しくもある反面、イケメンマッチョがいなくてガッカリもした笑
ハリウッドにはイケメンマッチョを求めてるのよ!
めぼしい男といえば資材調達役のメイスンか、最初と最後だけ出てくるロス長官か、ナターシャ・エレーナの父役のアレクセイくらい。少ない。敵役の将軍も存在感は強いが出演シーンは総計して20分程度と短く、本当にロマノフ一家、ひいては女性たちにスポットの当たり続けた映画だった。
幼い頃から凄腕のスパイ(もはやスパイの枠を超えたテロリスト集団だったけど)として育てられ、自分で自分の服を選ぶことすら初めてだった、と吐露するエレーナに涙。
ブランコで楽しく遊ぶ幼女だったのにね…
ポッケいっぱいの服って便利だよねわかる。
そして今作見ちゃうと、バートンとソウルジェムどっちが作るか競走で勝ったときのナターシャの気持ちを思って胸が張り裂けそうになる。
あなたにも家族いたんやん。仲直りできてたんやん。
妹とショッピング行ったりご飯食べる未来もあったんやん。
あんな、あんな死に方…
ラストのCパートで、エレーナがナターシャを殺したバートンを始末して、って依頼受けてたけど、ナターシャの死はどんなふうに報じられてるんだろうか。地球から遥か彼方の星で自己犠牲のもと死んでるんだけど、それはどうも伏せられているっぽい。
じゃあどんなニュースに?
そもそもあの依頼した女、バキ翼にでてたひとだよね。
なんでバートンを殺させたがる?
謎が謎を呼ぶCパートでした。
CWでウィンソル5は全滅したけど、才能と技術バリバリのウィドウたちが洗脳の解けた状態で世に放たれた。
今後彼女たちがどう生きるのか、そして今後のMARVEL作品にどう関わってくるのか。たのしみです。
ていうかあんな便利な洗脳解除薬あるなら何よりもまずバッキーに持ってってあげてほしかった。いやヒドラの洗脳にも効くのかわからんけど。
個人的には、最推しだったトニーが亡くなった時点でMARVELシリーズわりと興味失せてたんですけど(FFHもいまいちだったし)、ウィドウがむちゃくちゃ面白かったので今後も追います。