「太平洋戦争のターニングポイント」ミッドウェイ 焼肉定食さんの映画レビュー(感想・評価)
太平洋戦争のターニングポイント
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太平洋戦争における日本のターニングポイント「ミッドウェー海戦」を描いた作品。
この手の映画全般に言えると思うが、前提の知識が求められる。本作で言えば少なからず第二次世界大戦の真珠湾攻撃~ミッドウェー海戦の流れを知っておく必要あり。まぁその手の知識を知らないと見ないとは思うが・・・・。何となく手にすると、分からない部分があるかと思うので一応前置き。
先におすすめのポイントを挙げさせていただくと、「CGで描かれる真珠湾攻撃・ミッドウェー海戦の素晴らしい出来」。アメリカ視点の映画ではあるけれども、素晴らしいCGで描かれる一航戦の雄姿はこの手の映画好きにはたまらない。
逆に言えば、それ以外はいたってシンプル。簡単なストーリーとしてはアメリカ軍のパイロットが主人公で、真珠湾で手痛い打撃を被ったアメリカが日本の暗号を解読し、ミッドウェーで大反撃。結果日本が主力空母4隻を失う大戦果を挙げる―――という、まぁ正史通りのストーリー。主人公であるパイロットが英雄的に描かれる(実際英雄的戦果であるが)のは、よくある形かなって思う。
本作のWikipediaを覗くと、実際の日本艦の形状が異なる等の記載を見たが、そういった時代考証等は門外漢であるので避けさせていただくとし、単純に第二次世界大戦の戦争ものの映画としては、左記に述べたCGだけでも見応え十分であった。
後半、おそらく飛龍と山口多聞提督であろうが、「艦と最期を共にする」という感覚は日本人以外にはどう映ったのかは興味が湧くところである。
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