劇場公開日 2020年9月11日

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「あっさり塩味?いや、あっさりし過ぎて塩の味しません」ミッドウェイ サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0あっさり塩味?いや、あっさりし過ぎて塩の味しません

2020年9月20日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

はいどうも。ワンデーフリーパスポート第4回、2本目の映画は「ミッドウェイ」でございます。

戦争映画は好きじゃないです。しかし、日本とアメリカの共同作品となったら別。國村隼、豊川悦司、浅野忠信が出演しているとのことで見ないわけないでしょう。

「この映画、どうだった?」と聞かれたら「迫力はあったね」と答える。そんくらいの映画。
面白くねぇ!とまではいかないので☆3.0で。

誰もが知っている、空中・海上・海中全てが戦場となった太平洋戦争の起点ともなる日本とアメリカの戦い、ミッドウェイ海戦を描いた戦争映画。

まず第一に、先程も言ったように迫力があった。
当時はここまで残酷で、悲惨で、明日生きれるか分からない状況下だったんだなと。光など一瞬たりとも見えない、1歩間違えれば周りは赤く染る。そんなことを改めて感じさせられた。

次に両国の視点。
アメリカも日本も相手のことを予測しながら計画を立て、命懸けで実行する。アメリカの映画だからといって、自国の視点ばかりではなく敵の日本の視点もしっかり描かれていて好印象。アメリカ人も日本人も楽しめる映画になってます

そしてテンポがいい。
140分ある中で垂れること無く最後までストーリーが進んで行ったのは流石だな。それもあって飽きはしなかった

しかしながら、欠点もいくつか。
タイトルにも書いてあるとおり、あっさりし過ぎている。死や敗北に対する感情が全然現れておらず、怒りや感動が出てこなかった。

そして、戦争映画なのにも関わらず緊迫感が無くテンション上がらぬまま終わってしまった。
音楽が小さくて、見応えを無くしている。やっぱり音楽って大切だな

そいでいて、不可解な点がいくつか。
自分勝手な行動や、日本との交流、あらゆる点で疑問のまま次のシーンに行ってしまうのが続いて、退屈しちゃった。

そこそこ面白い映画だったが、こういった欠点がありとても残念だった。惜しいな、、、

サプライズ