「7代目冒険野郎」ミッドウェイ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
7代目冒険野郎
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空母エンタープライズとを中心とした、真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦までの話。
アメリカの石油輸出制限に関する会話から始まり、程なく1941年12月7日のエンタープライズにシーンが移り、その中でも特にリチャード・ディック・ベストというパイロットをフィーチャーし、彼の操縦するSBDドーントレスの活躍を中心にみせていく。
真珠湾攻撃で激しい奇襲を受ける様子に惹きつけられて、今度はマーシャル・ギルバート諸島の日本基地の激しい襲撃へと言う流れをたっぷりみせてくれて、あっという間の前半戦。
その後、ドーリットル空襲や珊瑚海海戦を少々挿みつつミッドウェイ海戦へと言う流れ。
交戦シーンの連続だけど、合間合間に各作戦の背景や情報戦の様相、登場人物のドラマが程良く折り込まれていて、唸る程ではないもののストーリーもなかなかみせてくれる。
ストーリーといっても概略は史実だけどね。
欲をいえば、もう少し空戦や戦艦による砲撃戦をみせて欲しかったけど…エンタープライズが軸だから仕方ないか。
アメリカの作品だから主にアメリカ視点で描かれているのは当然だけど、日本視点のドラマもあって、更には日本人役はエキストラまでちゃんと日本人を使用しているし、日本人らしい感情や行動が表現されていたのも素晴らしかった。
某少将の演技は…やっぱりちょっと残念。
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