「劇場間違えたのかと焦ったよ。」子供はわかってあげない あささんの映画レビュー(感想・評価)
劇場間違えたのかと焦ったよ。
冒頭から流れ出すアニメの内容がこの先の物語とシンクロしているとは知らずに、始まった瞬間に劇場を間違えたのかと慌てふためいた私。
タイトルだけ見るとてっきり大人に振り回される子どもの少し暗めな社会派映画とばかり思っていたけど、とんでもない!
“最高に爽やかで、最高にハッピーなサマー青春ムービー”。だよな!なっ!
登場人物達の独特の“間”と“言葉”、シュールな動作、会話に終始クスクス笑いっぱなし。だけどしっかり泣かせてくれるし、ヒロインの成長も感じられるし、ハッピーエンドだし、なんだよこれ、最高か。
泳ぐ、字を書く、食事をする、バスケのシュート、タバコを吸うなど、どれも長めのシーンが多く、それぞれの所作、動作が丁寧に映し出され、私たちの何でもないような普通の日常が美しく愛おしく感じられた。
もういい大人なのに、私も10代の頃に戻ったような、甘酸っぱい懐かしさを覚えたのは何故だろうか。
ヒロインの上白石萌歌、細田佳央太の透明感と爽やかさが一際目を引き、本作に瑞々しさを与えている。そして兄役の千葉雄大が本作にスパイスを加え(彼の新境地を見た感じ、演技も決まってた)、安定の豊川悦司の哀愁漂う中のちょっと滑稽な親父姿が堪らなく愛おしい。
素晴らしい映画だからこそ、タイトルで少し損をしている気がする。そこが勿体無い。観て良かった!
あささん
コメありがとうございます。
魔法左官少女バッファローKOTEKO、、、謎アニメ。実在しないんでしょうが声優陣は一流どころを使っている様です。
KOTEKOのコテはセメントを塗るこてなんでしょうが〝バッファロー〟はいったいどこからきたのか?謎は謎を呼んでます。
良き映画を!!
おはようございます。
平日は配信です。(最近、N・WからUに変えたら、アラアラ、何でもあるじゃない!、と大喜び。) 尚、毎日ではないですよ。
今作、面白かったですね。
私もあささんと同じように、アニメが始まって(結構長かった・・)”あ、間違えた!”と思いましたが,”いやいや、こんなアニメはかかっていない筈・・”とかなーり焦りながら、観てました。
沖田修一監督の確信犯的、遊びだと思いましたね。では。
今晩は
今夏の邦画では今作と、「サマーフィルムにのって」が、秀逸だったと思っているNOBUです。
けれど、私の居住区が田舎だからか、今作は今日で劇場公開終了なんですよ・・。沖田修一監督、又4年位映画製作してくれないんじゃないかな・・。
「サマーフィルムにのって」は、会社近くのミニシアターで9月末(夏じゃない・・)からかけてくれるので、もう一度観ますが・・。
では又。あ、日本サッカー、まさかのゴール決められちゃった・・。