ファーストラヴのレビュー・感想・評価
全370件中、221~240件目を表示
意外性はないけど、悪くはない。
原作未読。予想外の展開を期待していましたが、何となくの予定どおりの展開。サスペンスというよりドラマ性寄りの作品。ストーリー展開についてや、被告の動機面や過去、北川景子さん演じる主人公の過去等、既定路線通りの展開でしたので、こういう作品かってことで女優二人の演技合戦を楽しむことにシフトチェンジすると楽しめます。事件の真相が事実であれば、判決には問題ありますが、明らかになった証拠であれば有罪判決出さざるを得ないですよね。是非女優二人の演技合戦をお楽しみ下さい。
予想を上回る内容
予告編で芳根京子さんが血だらけの包丁を手に気だるそうに歩いてるシーンが強烈だったので観賞。正直この女優さんの活躍はほとんど知らずだったのですが、度肝を抜かれる程の演技力で見事でした‼︎泣きのシーンも凄いです、もらい泣き何度もしました。窪塚洋介さんも役にとても合っていて素敵でした。若い頃から独特な色気がある方でしたが大人になって更に色気が増して今後の活躍が楽しみです。北川景子さんは今回とても難しい役柄だったと思います。あくまで個人的な感想ですがこの役は北川景子さんじゃないなと。北川景子さんも泣きのシーンがかなりありましたが、芳根さんの迫真の演技に負けていて所々北川景子さんを見ると冷めてしまう場面ありでした。真壁由紀役はかなり重要度高いと思うので、、、。
衝撃的な内容で重いですが色々な感情を揺すぶられる作品で良かったです。
初恋について語りたい
まだまだ寒いですが、ほんの少し春の訪れを感じられるようになって参りました。梅の木にメジロがいると和みますね。そして早く私達がワクチンが打てるようになればいいですね。
ファーストラブ、初恋の事です。皆様何を思い出しますか?まずは宇多田ヒカルでしょうか?同名アルバムは国内売り上げ765万枚!みんな買ったよね。お父さんもお母さんもポチも!ポチは買いませんね。
割と最近かなあと思いきや1999年ですよ、あなた❗️
22年前です。17本目から一緒に火をつけたのが昨日の
事のようです。
若い人はなんだかわからねえよ‼️
失礼しました。もう少し枕にお付き合い下さい。ツルゲーネフの「初恋」です。私が読んだのは中学一年の時です。背伸びをしたかったんでしょう。馬鹿ですね。
主人公はウラジミール。16歳で両親と暮らしています。ある日隣に引っ越してきた一家。その家にはジナイーダと言う娘がいます。大変な美女です。
その年代だと良く有りますね。年上の女性に憧れる。
それにロシアとウクライナって美男美女の国だよ。その中でも美女って・・・どんだけ美女だよ❗️
周りの男たちも夢中です。彼女はウラジミールを見つめたり冷たい態度をとったり翻弄します。どうもジナイーダも恋をしているようです。ぼくかなあ?
ウラジミールの想いは募るばかり。そのあと彼女を物陰で待ち伏せします。ナイフを手に忍ばせて。
そこに現れたのはなんと・・・
父親だった❗️
彼女は夢中のようですが父親は冷淡です。火遊びだったのでしょう。そして父親は彼女の手を鞭で打つのです。彼女の美しい手には鞭の跡。しかし・・・
ジナイーダは鞭の跡を愛おしそうに舐めます。
なんか気持ち悪い話だなあ!と、その時は思いました。なにしろ中1ですから。彼女は彼女で年上の男に憧れていたんですね。今ならわかります。
私も我が家の愛猫と大喧嘩して傷だらけにされる事が有ります。しかし・・・その傷でさえ愛おしい。忘れないように傷つけてくれたのかな。
どんだけ猫バカだよ❗️
話しは戻るのですが、ロシアとウクライナは美男美女の国です。東京オリンピックにはロシアは出られないですが、ウクライナは出ます。私の推しメンはウクライナ女子柔道の・・・
ダリア・ビロディドちゃん‼️
48キロ級で身長が172cmですよ!体脂肪率は5%以下❗️もうね、あなた、腹筋バッキバキですよ。
カレールーか!板チョコか!鬼の洗濯板か!いやしつこいって!ダリアってだりあ❓
そして超絶怒涛の美女!
いや非国民でもいい。なんだったら一回、大外刈りで思い切り投げらてもいい。
多分一週間は全身がガタガタで痛むでしょう。しかし・・・
うるせえよ‼️
初恋と言うテーマで枕を書き始めたのに、この着地点です。ごめんなさい。ここから映画の話しです。
物語は女子大生の聖山環菜(芳根京子)が父親の那雄人(板尾創路)を刺殺した所が始まります。
動機はそちらで探して下さい。なんでや?
つまりフーダニットじゃなくてフーダニモチベーションですね。彼女はかなり心を病んでいます。
公認心理師の真壁由紀(北川景子)は検察から依頼を受け環菜のカウンセリングを受けおいます。担当弁護士は庵野迦葉(中村倫也)あれ?知り合いなの?
由紀にも過去にトラウマが有ります。ファーストラブも有ります。演じる北川景子ですが正直凄いです。「約束のネバーランド」も良かったんですが超えています。
一言で言うと・・・
DJY❗️
大女優です。
うるせえわ‼️すっと言えよ‼️
あれあれ?今回は中村倫也について熱く語る予定がずれました。倫也は好き過ぎて・・・またの機会にしますね。
あと監督の堤幸彦ですよ。上手い。手堅い。面白い。
ほぼ全部観てるんです。小ネタも好き。多分だけど「イニシェーンションラブ」では松本隆愛が炸裂している。使う音楽が全部だからね。私は気づいたよ。マニアだからね。
1988年の「バカヤロー 私 怒ってます」はオムニバスですがその中の「英語がなんだ」が初監督。いや面白いんですよ。これが。ネイティブスピーカーとかうるせえわ‼️
思えばこれが堤監督への「初恋」だったのです。ずっと、そしてこれからも応援しています。
いきなり時事ネタですが・・・
五輪組織委員会の委員長ですが・・・私の願いはたった一つです。それはパワハラ、セクハラを絶対しない人です。
バカヤロー 私 怒ってます‼️
長文でごめんなさい。
読んで頂きありがとうございました。
救済
ファーストラヴ=初恋ではないのだな。
初めて自覚する愛情とか、至高の愛とか。
おそらくならば親が子供に向ける愛情の事を指すのであろう。
繊細な話だったし、衝撃の結末だった。
虐待と分類しにくいストレスを被告人は幼少期より抱えていて、それは社会人になる現在に至るまで影響している。そんな彼女の父親が殺されていいる。彼女の手には血塗れの包丁が握られており、状況的にに見て彼女が刺したのであろうと思われる。
その事件の内側を紐解く形で、物語は進んでいく。
幼児回春
性的虐待
セクハラ
無関心な親
欠落した親からの愛情
社会的地位の優位性
親の優位性
法律の不備
罪名がないだけの罪
驚く程のテーマの多さをよくぞまとめ上げたもんだと思う。
面倒くさい人間関係の割には、結構把握できている事に今更ながらに驚く。監督と脚本家に感謝である。
ただまぁ、本筋とは別の筋もあって、それがひっきり無しに浮上してくるのが面倒くさいといえば面倒くさい。必要なような必要ないような感じももどかしいのである。
最終的に彼女は有罪判決を受け刑務所に入る。
なのだが…どう考えても最たる被害者は彼女である。
人生丸ごと親の犠牲になってる。
その親の罪は現行の法律では裁けないようだ。
…立証しきれないのか、罪として認知されてないのか、もどかしい限りである。「毒親」なんて単語を目にする昨今だが、どおにもやるせない。
北川さんは余程この作品に思い入れが強かったのか、ご立派だった。ただ、やはり彼女は正直過ぎる印象だ。台本を凄く凄く読み込んできたのであろう。そのシーンや台詞の意図を的確に理解してらっしゃる。むしろ理解しすぎて台本の裏側まで暴露するかのようだった。
彼女の表情を見ただけで脚本の展開とカラクリまで予想がついてしまう…偏に自身の役割に忠実過ぎて、客の思考にまでは及ばないのだろう。
心理療法士の役作りの賜物か、ゆっくりと淀みなく話す口調やトーンが、演技の枠組を明示するかのようで、残念ながらその勤勉さが仇にもなった。
100点満点の模範解答が到達点ではないのだ。
ソレと対になるかのような中村氏と窪塚氏はさすがであった。作品に溶け込むとはああいう状態の事を言うのだろう。中村氏の法廷での振る舞いは見事だった。
これはおそらく男性故の疑問なのだろうが、芳根さんが抱えてるトラウマと北川さんが抱えてるトラウマが段違いに思えて…実害を受けている芳根さんと、嫌悪感に苛まれる北川さんと。その比重は全然違うのではないだろうかと。まぁ親の性癖がロリコンであるのは確かに「気持ち悪い」のであるが。
そして高岡さんのようなアケスケな母親から、北川さんのように純粋培養でもされたかのような娘には育たないのではなかろうかと、そこはかとない違和感を抱く。
最近みた「哀愁しんでれら」もそうだけど、親から子への愛情の欠如が根本にある作品が増えてきたような気がする。
子供からしてみると醒めない悪夢でもあり…これらを救済もしくは救出する決定打は今のところない。
劇中の彼女達のようにそういう境遇にいる子供達は無数にいるのであろう。その中でも芳根さんのように、自分の意思や意見さえ言えない子達もいるかもしれない。
フィクションの中ではあるけれど、そんな弱き者達へ差し出された手でもあり、救済でもあるように思う。
身体的に投獄はされたが、心の牢獄からは解放されたかのようなラストをハッピーエンドと捉えていいものかどおか疑問では…ある。
20代のほぼ全てを刑務所の中で過ごす。
刑に伏す理由があるとはいえ…むごい判決だと感じた。とはいえ…期限があるだけ、彼女にはベターなのだろうとも。
30代になって殺人罪ではないだろうが、前科を背負った女性に幸せは訪れるのだろうか?
彼女を蔑ろにしてきた親はその現実をどおいう風に受け止めるのだろうか?
見るべく人々に届いて欲しい作品である。
苦しみに気づかれない辛さ
とても深い映画。芳根京子さんは、べっぴんさんや累のように、抑えた演技がとてもいい。すごく良い。表現しがたく、感情とも言われぬ複雑さを、表情や態度で見事に表現している。凄いと思った。子どもたちの戸惑いや苦しさに気づくことができない大人、気づいてもどうして良いか分からない大人の前に、子どもが大きな傷をおっていく。辛いけど現実をとてもよく表現している映画だと思いました。そして窪塚洋介さんが演じる良い人って、こんなに深みがあるんだと感動した。もっとこういう役をして欲しい。
《初恋》寄り。
物語は、犯罪とゆうよりそれぞれの《初恋》のお話って感じ。
うーん、もう一捻りあってもよかったかな。
北川景子、あまりお芝居はって感じだったが今回は泣きの演技が良かった。
芳根京子と窪塚洋介、この二人がいないとこの映画は成り立たなかったんじゃないかな。特に芳根京子は、私的にお芝居を観に行きたい俳優のひとりになりました。
木村佳乃、私が観る作品に出てくる率が高い。知らないで観ているからまたかってなるけど、実はいちばん存在感がある気がする。
中村倫也さんが良かった
面白かった。
内容は、観た人其々、受けとるものも違うと思うし、それで良いのかな、と思います。
ファーストラヴの意味も然り。
役者さんは実力派揃い。主要の役者さんはもちろん、他の皆さんも其々の役で熱演をされていて、映画を重厚にしていたと思います。(中でも木村佳乃さんは流石でした)
そんな中、私は特に中村倫也さんのお芝居に魅了されました。
仕草も表情も台詞も、演技をしているようにさえ見えないくらいに 本当に自然で違和感がない。 ちょっとした目の表情ひとつで、役の内面の景色までも見せる。。演技力の高さを改めて感じました。
又、由紀と我聞さんの会話を病室の外で聞いてるシーンの迦葉の表情が良かった! 受けの芝居もしつつ 魅せる時は魅せる、引くことも出ることも出きて、素晴らしい役者さんだと思いました。
Uruさんの曲はピッタリでした。
また、近いうちに観に行きます。
何か違ったなぁ…
芳根京子の怪演が観られると期待して行ったが、そこにあったのはボロボロの北川景子だった。
別にそれが悪かったということではないのだが、それじゃないんだよな感は否めなかった…
ストーリーとしては、“父親を殺害した女子大生・聖山環菜の真意”と“公認心理師・真壁由紀の過去”の二軸で進められて行くのだが、如何せん交じり合っていない。
その為展開にいまいち助走がなく、裁判シーンまでの盛り上がりがイマイチだったかなと。
約2時間の映画ではなく、ドラマとして映像化した方が合っていたという感じ。
結局、環菜はただの情緒不安定だったし、最後の家族写真の迦葉の笑顔がこちょこちょって…
全体的に何かあるかもという雰囲気を出すだけ出して、結局何もなかった。
考えさせる作品だった。
思ったよりも重苦しく心が痛む話だった。
由紀と環菜を通して男性(特に父親)の女性に対する性の罪。父親と娘の関係がトラウマになり思春期の異性から恐怖を与える負のスパイラルに胸が苦しくなりました。環菜は同じ痛みを持った由紀に救われる、由紀も環菜の事件を通して前に進んでいく。大切な事も教えてくれる作品でした。
ファーストラブ
原作は未読でした。題名からは想像できない重いお話でした。男親と娘、女親と息子は、最初に関わる異性である。
その影響は大きいと思う、親が無自覚に投げつける言葉や態度は、子供に大きなトラウマを抱えさせることになってしまう。全てを包み込んでくれる他人に出会えれば、それから解放される事ができるのだろう。
夫役の窪塚洋介、最高によかった❣️
ろりこんが事件を引き起こす
と、直接的には言っていないが根底には、そういう意識があるのか?
おっさん、ぬいぐるみも動物も含め可愛いものが好きだ。
娘いるし、ろりこんではないと思うが映画見て自分が怖くなった。
もちろん冗談です。
北川景子はすっぴんのほうが好きかも
北川景子(真壁由紀役)がよかった。女子大生の頃の容姿はとてもきれいだと思った。普段のイケてる系のメイクと違い、自然な透き通るような美しさで、限りなくすっぴんに近いのでは? 印象がまるで違って、ほんと女子大生っぽかったです。 それだけでもこの映画観る価値あります。 演技も過去最高と思いました。
中村倫也(庵野迦葉(かしょう)役)の落ち着いた翳ある演技よかった。個人的には詐欺師的な彼が好きですが、弁護士役ですよ。かっこよかった。ホルモン焼きの居酒屋で骨付きカルビ切るハサミできれいな長い髪を切る場面が唯一スケコマシ的な彼らしい場面でしたけど、ちょっと強引で気持ち悪かった。カツラなんでしょうけど、長いきれいな髪の北川景子と一回エッチしてから、ショートカットにして二度楽しむ余裕があっても良かったのでは?なんて思ってしまいました。ごめんなさい。
海辺のラブホでのシーン。キスうまかったですね~。なんで痛かったのか。その場で説明するようなセリフはが「今まで何人もやったのにこんなの初めてだ」みたいな心無い台詞以外はないので、後半で理由がわかる仕掛けでした。脚本と構成はとても優れていました。
北川景子と中村倫也だけの場面が結構長かった。真壁由紀の過去を丁寧に描くことで話に厚みがマシマシでした。
さて、芳根京子(聖山環菜役)ですが、この役はまさに今が旬でした。彼女は上手すぎるんだけど、なかなか嵌る役が少ない印象でしたが、ポーカーフェイスかと思えばパニック障害、涙が両目からとめどなくあふれるので、サスペンスの容疑者役はドンピシャでした。
若い俳優陣の成長著しいなぁと感心しました。若いっていいですね。これだけ、引っ張りだこであれば、おのずと上手になるんでしょうけど。それにしても。
隠れた立役者は木村佳乃。あまりに冷酷そうな母親なので、環菜を操って、環菜が母親をかばっているのかな? え~、それはあまりに単純なラストだろうなどといろいろ迷うほど。
板尾創路の出演映画にあまりいい印象はないのですが、今回は存在感があり、このキャストのなかではひときわ異彩を放っており、効果的でした(でも、ほめてはいません)。
富山の陶芸家の絵とシーンは異様でした。気持ち悪さはR15指定。
壊れた家庭で蹂躙され続けた環菜。入社試験の面接でのPTSDフラシュバック。痛々しさが半端なかった。重い映画でした。
自分も入試の二次試験の面接は怖かったのを思い出しました。面接官がみんな閻魔大王や魔女に見えました。自信がないので、質問も意地悪く思え、自分がほんとうに無力に思えて、情けなかった。
そんな教授たちのいる大学には行きたくなかったのですが・・・・・
そんなとき、誰かに慰めてほしくなるもの。母親には甘えられない。「気持ち悪い」なんて、自分の子供に言っちゃだめです。しかも思春期の。
仕方なく、嫌いな父親のもとに行くのに、いつものカッターでは説得力がないと思って、包丁になったのでしょうかねぇ。
窪塚洋介(我聞役)もよかったです。冒頭のポトフおいしそうでした。「親子の笑顔の写真」を見て泣くひとの気持ちを汲み取ることができる懐の深さ、包容力に二人とも救われたわけですね。
それと、挿入歌、主題歌の歌い手さんがとてもよかった。
題名のファーストラヴはだれの?
聖山環菜と裕二(コンビニ店員)のだったら、なおさら悲しいです。
意外でした
普通に近親相姦の話と思っていましたが…
性と欲?愛情?という様な内容でした。
途中までは良かったのですが…
終盤は、「こういうものなんです!」的な無理矢理な印象付、ありきたりなトラブル、わかっていたけど、回避出来ない人の優しさや温かさが、押し寄せてきて、バタバタ終わりにしましたといった感じでした。
小説を実写化するのも、難しい事なのでしょうが…
途中まで、良かったので、終盤のバタバタ感が残念でした。
エンドロールまで、高岡早紀さんには気づきませんでした。
北川景子さんの小学生時代の役の子が、北川景子さんに、似てました。
よかったです。
まさかの、泣いてしまいました。1番印象に残っているのは、トネキョウコさんの演技の素晴らしさでしょうか。びっくりしました。正直、少し名前を知っているくらいでしたが、今回の映画で今後も期待大です。北川さんは、う〜ん、ごめんなさい微妙でした。もちろんキレイでしたがね。全体的にはよかったと思います。小説も読んでみたい。
北川景子、美し過ぎ
何が一番印象に残っているかというと、、、
北川景子の美しさ
、、、です。
特に学生時代の北川景子は、まるでガラスか陶器でできた人形のよう。
恐ろしいほど美しい。
その次に印象的だったのは、木村佳乃の上手さ。
これまでの木村佳乃とは別人のように、嫌な役を達者にこなしていて素晴らしかった。
逆にクレジット見て驚いたのは高岡早紀。
どこに出てたの?
まったく気づかなかった。
あとは、窪塚洋介かな。
あの役は彼だから成立するようなもの。他の役者さんだったらウソっぽくなってたと思う。
サイコパスじゃないやん?!
原作知らないから予告などを見てなんとなく、父親を殺したサイコパスな娘のはなし、みたいなのかと思ってたらストーリーの中で否定されてちょっとスカされた感じ。そっち方面に引っ張る必要全くないストーリーなのに変な予告作るなぁ。。。
芳根京子さんの演技がどんな役を演じてもリアルすぎるぐらいなので、勝手に想像してた役ではなかったけど期待どおりの演技でした。
それぞれの幼少時代のトラウマのようなものと向き合って克服とまではいかないにしても、テンポよく紐解かれていくストーリー展開がよかったですね。
母親のリストカット跡を見せて母親の過去まで想像させる演出は、ずっと観てたら分かるけど、ちょっと蛇足で欲張り過ぎなような気がした。
なぜカッターではダメだったのか
どーにも受け付けない主演のお二人なので、そっとしておこうかとも思いましたが、どこか引っ掛かるものがあるので、意を決してトライ。
そしてエラー。いや、話しは面白かったですよ。原作興味でましたから。でもなぁ、好みの問題でしょうが、大半が白々しく映ってしまった。常に熱演が良いとも、常に脱力してるのが良いとも思わないし、途中までは「何を見せられてるんだろう??」な感じでした。
終盤持ち直したし納得も出来たけれど、鼻に付く感じからは脱却出来ず、残念ながら入り込めませんでした。こればっかりは難しい所ですね。付け足しておくならば、「凄いサプライズ」があるわけでもないので、トラウマ系ミステリーがお好みの方はどーぞ、です。
全370件中、221~240件目を表示