劇場公開日 2021年2月11日

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「父を殺害した少女の心に何があったのか…」ファーストラヴ ともさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0父を殺害した少女の心に何があったのか…

2021年2月23日
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鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

それを紐解くために(お節介にも)奔走する主人公、次第に明らかになる真実!…という、何度使い回されたか分からない程ありきたりなテーマ。本人が隠したがっている 心の奥底の苦しみを、頼まれもしないのにほじくり返していくパターン。
北川景子演じる臨床心理士が心に傷を負っていて、少女に自分を重ね合わせているのもお約束。ナニこれ?そういう様式美?

結末に意外性も無く、演者のネームバリューくらいしか良いところが無い。
観終わってから館内のポスターで直木賞受賞作だと知って、悪い意味で驚いた。映画化に失敗したのか、原作からしてこの程度なのか…?
どちらにしても私の中で直木賞の威厳を暴落させた作品。選考委員の文才を本気で疑う。

とも