「涙がとまらない」ファーストラヴ ゆうきさんの映画レビュー(感想・評価)
涙がとまらない
とてつもなく切ない映画。涙が止まらず、色んなことを受け止めるのに時間がかかりました。
思ったことは、嫌な出来事と言うのは、誰もが当事者は被害者であって、その被害意識の程度は誰しにも、やはり同様には共感されづらいということ。誇張されたり、歪曲されたり、するんです。
こんなこと上手く説明して、どこがどう辛かったなんて、スラスラいえる人間いないのですからね。
だからこそ話がネジ曲がってしまうから真実を見出だすのが難しいのです。
その過程も、その難しさも、切なさも、全てに焦点を合わせて、最後まで上手く終わりまで持っていったのが素晴らしかった。さすが堤監督。
これは海外でもリメイクしてほしいです。社会派ドラマとして秀逸な作品。
コメントする