「北川景子の安定感と芳根京子の底力」ファーストラヴ raumerさんの映画レビュー(感想・評価)
北川景子の安定感と芳根京子の底力
必ずしも作品に恵まれなかった北川景子と芳根京子にとってこれは代表作になったのではないでしょうか。意外に良かったのが妻を無限の優しさと包容力で守る夫役の窪塚洋介さん。こういう役もできるんですね。芳根京子さんは接見室での爆発力はもちろんですが、圧巻だったのが法廷のシーン。検察や弁護士の質問に答えるときは毎回おでこの半分から上が切れるくらいのアップになります。それほど大きな表情の変化も無く淡々と話しているのに、このどアップに耐える力量がすごいと思いました。
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