「主役は、芳根京子・・☆」ファーストラヴ ☆ムーミンさんの映画レビュー(感想・評価)
主役は、芳根京子・・☆
父親殺しの女性、公認心理師、弁護士のほぼ三人の物語。
しかし、芳根京子演じる被疑者の女性が主役になっているように展開していく。
接見時の狂気にまみれたような芳根京子の演技が素晴らしく、原作では北川景子、
中村倫也の話しがもとになって進んでいくが、完全に芳根のほうが上回ってしまっている。
脇を固める木村佳乃の母親役も相変わらずの安定感であるし、我聞役の窪塚洋介は
「最初の晩餐」を思い出させる存在感で迫ってくる。
どの小説を映画化するのも同じかもしれないが、島本理生の小説の映画化は
「ナラタージュ」・「Red」とともに難しい。
それでも、今回は良く描けていたのでは・・
学生時代の真壁由紀を演じる北川景子の透明感に魅せられてしまった。
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